schatzky☆ドイツ忘我と結実の境。

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研究と大学

2012年06月28日
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カテゴリ:研究と大学
ドイツでは大学卒業や修了は個人によってまちまちで、
試験が終わったその日が修了日。

博士課程はちょっと違って、
オフィシャルな修了は出版が学部に認められた日みたいな感じ。
これは博士号取得の条件に博士論文の出版が義務づけられているため。

しかし、出版にはお金も色々絡むし、個人的な事情もあるので、
博論を出して口頭試問(一般公開討論か修了試験かは学部などによっても違う)を終えると
実質博士号取得者として取り扱われる。
(自分からは博士だと名乗っては詐称になるので、
博士になる人、みたいに名乗らなければいけないが、
他人がその人を博士と呼ぶのは構わない)

大学全体ではしかし、
出版しない限りはいつまで経ってもドクターとして認められてはいないのであった。

出版もいつまで引き延ばしていいわけでもなく、
2年以内等に区切られている。この間に出せなければ、それまでの努力の全てがパーである。
まあ、延長もできるのだが。

そんなわけで、めでたく出版にこぎ着けると、
大学から立派な免状のような証書が送られてくる。

それで終わり…かと思いきや。

いつからか、大学全体で博士号取得者のお祝いをすることになっている。

これは大学によって違う。
うちの大学はいつからだろう。
数年前に博論を提出したときにも既にあった。

学科ごとや学部ごとに~年度修了生という形でお祝いの会を催すことも昔はなかった気がする。

なんというか、アメリカっぽいかも。

ということを思ったのは、招待状が送られてきて、
「参加の是非を知らせてくれ~」とメールが再送されてきたからであった。
(忙しくて無視しちゃったんだけど)






最終更新日  2012年07月30日 20時41分54秒
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2012年06月21日
カテゴリ:研究と大学
友人からテキスト校正が戻ってきた。

しばらく使わない言い回しは、
読めば分かるが自分からは書けなくなる。

そういうときにはこういういい方をするのだなと
論文作成の渦中にいるときは何度も目にして
最後には自分でもさらさら書けるようになっていたことも
しばらく封をしてしまうと分からなくなる。

だから、忘れたくない分野の論文は、
時々ひっくり返して読まなくてはいけないな-と
改めて思った。

一番いいのは、書き続けることなんだけど。






最終更新日  2012年07月30日 18時49分55秒
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2012年06月19日
カテゴリ:研究と大学
学科の御大さまが日本への推薦状を書いてくださるというので
その下地になるものをお送りせねばならず

…だったのだが
長いことそのままになっており。

しかし学会でお会いできることになって
うん、今こそはと書き始めた。

自分にできることを書くのは余り得意ではない。
しかしそういうことも言っていられない。

ドイツ民俗学を知らない人にたかが半年で分かったような顔をされたくはない。
ドイツ語すら満足にできず、ドイツの人の気持ちが分かるなどと言って欲しくはない。
気持ちが分からずに民俗を満足に語れようなどするものか。

譬え日本民俗学を学んでいようとも、
それはドイツ民俗学に対する奢りというものではないだろうか。






最終更新日  2012年07月30日 18時39分37秒
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2012年06月17日
カテゴリ:研究と大学
Kulturen popul?er Unterhaltung und Vergn?gung
(一般娯楽と楽しみの文化)
今回の学会は金曜から日曜まで。

発表の仕方は様々で、それも興味深かった。
セクターを「一般娯楽と楽しみの文化」とさくっと訳したが、
私はこのセクターをポップカルチャーのセクターと捉えていた。
ポップカルチャーと言っても日本で普通捉えられるものとは少し違う。

ドイツ語ではpopul?re Kulturというのだが、
これは日本語でポップカルチャーと言ったときに指すような
現代アート系が元になったり、
ポップミュージックというような特に若い人間を対象とする文化のカテゴリー以外に、
いわゆる日常的な文化も、
一般によく知られたという意味で「ポピュラーな文化」に含まれる。

私の研究していたケーキ文化はその三つ目にあたるので
ポップカルチャーに含まれるとは思っていても、
私が思うところの正統派のポップカルチャーとは少しずれていて、
こういうところでは肩身が少し狭い気がしていた。

しかし、テーマが限定された学会のいいところで、
それについても某教授と話をすることができ、
彼は正統派ポップカルチャーの大御所といってもいいのだが、

それも一つのポップカルチャーには違いなく
何を臆するところもないとはっきりおっしゃってくださったので
それだけでも出た価値があったかと思った位、少し勇気が出た。







最終更新日  2012年07月30日 17時35分07秒
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2012年06月16日
カテゴリ:研究と大学
学会とは言っても、小さなセクターのもの。
研究会と言うには規模が大きいので、やっぱり学会かな。
一般娯楽と楽しみの文化。

今回は出身研究科で開催され、しかもお友達が来た。
そして大昔に留学していたときにいらしていた教授も来るらしい。

というわけで、最初は余り乗り気がしなかったけど
発表は聞きに行くねと言った手前、更に学科の御大もいらっしゃるらしく
とことこ行ってきた。

セクターに参加していないと少し場違いな気がして気まずいというのはある。
更に学究から遠のいているのでそれも…。

しかし、30ー50人は参加していたものの
こぢんまりとした暖かい雰囲気のセクターで、出席して良かった。






最終更新日  2012年07月30日 17時35分46秒
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2012年06月15日
カテゴリ:研究と大学
Kulturen popul?er Unterhaltung und Vergn?gung
(一般娯楽と楽しみの文化)というセクターがドイツ民俗学会にはある。

一般娯楽というカテゴリーの中に見いだせる文化について論ずるもの。

新しく立ち上げられたセクターで、1回目の学会なのかな。
うちの研究科で行われるというので参加はしやすいのだけど、
でも、なんとなーく、私のテーマは浮いている気がして、参加していなかった。
友達が参加していて、発表するというのでいってみることにした。
御大の講演もあったし。

いってみてよかった…と思った。

しかし、初日は理論理論の発表が多く、
しばらく学術的なドイツ語を集中して聞く機会がなかったので、
ああ、しばらく聞いていないと右から左に抜けちゃうようになるんだなぁ…と、
ちょっとがっかりした。

そうしたら、ドイツ人の同僚が
「しばらく聞いてないと何が何だか…ってなるわよね。
私もそうだもん。離れたらみな同じよ。」

といってくれた。
そうか、ドイツ人もか。

やっぱり離れていたくないなぁ、研究の世界。






最終更新日  2012年07月30日 17時32分39秒
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2012年06月08日
カテゴリ:研究と大学
なにやら出身学科で学会があるらしい。

出ようかどうしようか、少し迷う。






最終更新日  2012年06月30日 23時44分49秒
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2012年06月07日
カテゴリ:研究と大学
ドイツ語を教えるのも様々だな・・・。






最終更新日  2012年06月30日 23時43分28秒
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2012年04月17日
カテゴリ:研究と大学
学期ごとにテーマを決め、一般に公開している講義がある。

学籍登録していない一般市民も参加自由の公開のセミナー。
たとえばこんな感じで、うちの大学では今学期は9本のセミナーがある。

Studium Generaleについての紹介サイト
Studium Generaleのプログラム(PDFファイル)
(いずれもドイツ語) 

毎学期、中心となるテーマがいくつか決められ、
それに沿って公開講義がシリーズで行われる。
日本でも実施している大学はあるが、
ドイツの大学の規模とは比べものにならないと思う。
学生の聴講者も多いが、一般市民聴講も多い。

人気教授のセミナーなど、大講堂に人があふれる。
学外からも専門家を呼び、今学期は確か、
日本からも京都学派の禅と哲学というテーマで
大橋良介教授(多分)が講演する。

今学期は移民受け入れのテーマのほか、
「いわゆるノーマルと異なるもの」をどう受け入れるかとかで
バーデン・ヴュルテンベルク州成立60年とか
いくつかのテーマが組み合わさってシリーズが構成されている中で
「ミツバチマーヤ」生誕100年とか
そんなのもあって、ちょっとほほえましいような気もするが、
しかしミツバチマーヤは結構まじめなテーマだったりする。

この日はその中でも移民受け入れに関するシリーズで
バウジンガーさんが基調講演を行ったので
いそいそといってきた。

自分の研究でインタビューしたときも感じたことだが
バーデン・ヴュルテンベルク州は意外と外からの流入が多いことを改めて数字で聞き、
3世代以上住んで初めてシュヴァーベン人とか
いろいろ揶揄されることも多いけれど
実際はそんなこともいっていられない地域だったのだなと改めて思った。

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最終更新日  2012年05月28日 20時23分39秒
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2012年04月16日
カテゴリ:研究と大学
大学新学期、日本からの留学生に同行案内。

新学期の開始時期は大学によって多少異なるけど
一応の決まりはイースター明け、4月15日以降。

しかしFachhochschuleと呼ばれる大学などは高校などと似ていて、一月ほどずれる。

今年はイースターも15日前に終わり、
月曜が16日で一番早い学期初め。
ということは、夏休みも早めにやってくる。

人が一気にあふれる。
学生事務局には人が並び、
学食にも行列。

大学の建物が集まっているところは
道路も人でいっぱい。

さすがに若いなぁ・・・。
みんな一生懸命学ぶのだね。

私のでた大学は、図書館の改修がようやく終わり、
前面がとてもきれいな明るい建物になった。
カフェテリアもつき(道路を挟んで向かい側にも学食があるんだが)
なんだかアメリカっぽい。

みんな、ますます図書館が好きになるんだろうなぁ・・・。
図書館にいろんな本を置いて図書館で暮らしているみたいな学友もいた。

自分は自宅で作業するほうが効率がよかったので
途中からは自宅に閉じこもっていた。
(資料がマニアックすぎてほとんど自宅にあったから)

そして別の大学へ。
英語が共通言語のマスターコースに紛れ込む。
半分以上が留学生だろうか。
アジア系の顔もちらほら。しかし日本人ではない。
うちの大学でも中国からの留学生が爆発的に増えたが、
どこの大学でも増えているんだなと思った。

ちなみにこのマスターコース(バチェラーもあるのかも)は
(当然ながら)ドイツ人も英語で講義を受け、
レポートを書き、ディスカッションをし、
筆記試験、口答試験ともに、やはり英語。

博士課程も、留学生の場合は
州や大学によっては英語必須の入学試験を設け
それを通らないと博士課程の学生になれないところもある。
そして必須講義も英語。
(博士課程で必須講義というのもドイツではどうなのという微妙さ)

理系、それも物理や数理、経済ならともかく、
文系で対象がドイツ(仏・伊・アジア…英語圏外)となると…

ドイツに来て英語で大学を出る意味は何なのかと
正直疑問を抱かざるを得なかったりする。

時代の流れと言って片付けるのは容易だが
とりわけ文系で対象&研究国の言語を学ばずして何が学問じゃ
というわけでなんともあほくさい。
うちの大学はまだそんなにはなっていない。
なってるところ?

たとえばNordrhein-Westfalenノルトライン・ヴェストファーレン州の大学(全部かどうかは確かめてない)。

まあ、英語ができますよっていう証明にはなるけどね。

そして教員も一応英語ができないと雇ってもらえないという罠。


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最終更新日  2012年05月28日 18時43分50秒
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