みなとのおはなし

鳥取の息子から、久々の電話。
これがまた、あれこれ送って欲しいというのだが、漫画、ゲーム、絆創膏、薬・・・・・なんかこんなの自分で買いに行けよー！！
「お小遣い無いの？」と訊くと、「買いに行く時間が無いんだ！！」そうだ。
「オレ、毎朝、５時半起きで学校行ってるんだから。」
「え～～～～、うそ～～～～、アンタが～～～～、ガハハハハハ」
なんたって、中学時代は遅刻常習犯だったんだから・・・。
「で、そんな時間に起きて学校行って何するの？」
「道場の掃除とか、洗濯、雑用、いろいろあるんだ。」
「え～～～～～～～、アンタがそんなことしてるの？ウハハハハハ」
家ではなんにもしなかったもんね。
「でさー、指がアカギレみたいになって痛いから、薬送ってくれ。」
「アカギレー？？？そりゃ大変だー！！頑張ってやりなよ～～～、ハハハ・・・・・・・。」
おかしいけれど、切なくなってきた。
でもこれがアンタの選んだ道、へこたれずにやれよ！！
「用が無いなら電話切るよ！！言われたものは送るから！！」
そう言って私から電話を切った。これ以上話してると、泣きそうだよ。
こうやってアイツも大人になるんだろうな・・・・・。