さえりんの部屋

2020/02/15(土)09:11

運の良い人・悪い人??

交通安全への願い(6)

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​私が車を運転する時いつも注意してるのが歩行者と自転車。 特に横断歩道を横切るときに一番気を遣うのです。 歩行者や自転車がいないか、急に飛び出してこないかと。 それは、もう二度とさえりんのような悲しい被害者を出さないために・・・ 主人も私以上に超ゆっくり確認しながら横断歩道を横切る。 夫婦揃って思いは同じだから。 昨日もお墓参りに行こうと車を運転していたら、私が左折しようとする 横断歩道をゆっくりゆっくり自転車で渡っているお祖母ちゃんがいた。 私はそのお祖母ちゃんを慌てさせないようにじっと止まって待っていた。 そのお祖母ちゃんはちょっとフラフラしながらゆっくり走り去っていった。 私はその様子を見届けてからゆっくりと左折した。 後ろの車は迷惑だったに違いないが、これも人の命が最優先だから仕方がない。 私はふと思ったことがある。 このお祖母ちゃんは今まで何十年もの間 多分こうして何万回、何十万回自転車に乗り それでも今もこれからも生きていかれる。 それなのにさえりんはたった20年11ヵ月で、 生まれてはじめて交通事故に遭い、即死してしまった。 この違いはなんだろうって・・・ それはこのお祖母ちゃんは運が良くて、さえりんは運が悪かったのだろうか?? このお祖母ちゃんは運が良いから今まで長い人生の中 一度も危険運転手に出会わずに生きて来られ、 さえりんは運が悪いから、ついうっかり見落とすような危険運転手に 出会って死んでしまったのだろうか?? どうして、何が違うんだろうか?? もしこのお祖母ちゃんがものすごくいい人だったとしても、 さえりんだって負けないくら優しくていい娘だった自信はある。 そして周りを見渡せばこのお祖母ちゃんだけではない、大勢の人が 毎日のように自転車に乗り生活をし、長年何事もなく生きている。 もしかしたら交通事故に遭った人もいるかも知れない、 怪我や病気をされた方もみえるだろう、でも今こうして生きてみえる。 それなのに、さえりんは突然亡くなってしまった・・・ これは運命なのだろうか??? いや、私はそうは思いたくはない!! この世の中不運なことに出会って、何でも運命で片付けられたら そんな不公平で理不尽なことはないのである。 そんな加害者に都合のいい言い訳が許されていいわけがない!!! 私はさえりんが運が悪い人だとは少しも思っていなかった。 確かに少しハンディキャップを持って生まれたが、明るく天真爛漫で 純真で人に恵まれ愛され、可愛がられて充実した幸せな人生だったと思う。 あの日、あの時、あの加害者の女性運転手に出会ってしまうまでは・・・ どうしてさえりんがあんな危険運転手に出会わなきゃいかなかったのか、 どうしてさえりんじゃなきゃいかなかったのか、 いつまで経っても答えはわからない。一生見つかることはない・・・ だけどひとつ言えることは、この交通量が多い車社会の中で 運の良い人と運の悪い人を作らない秘策はあるのです!! それは車を運転する全ての人の意識を変える事!! 自分は大丈夫、交通事故なんて起こさないと思うおごりを捨てる事!! いつ誰が交通事故の被害に遭っても、加害者になってもおかしくないのです!! そういう危機意識を常に持ってハンドルを握ってほしいのです!! こんなに簡単なことなのに、人はどうして自分がその立場にならないと わからないんだろう。とても悲しく愚かなことに感じる。 かくいう私も今まではそんな愚かな運転者の一人だったのだから・・・ 運転免許を取って30年以上、毎日のように車に乗っていたのに そこまでの危機意識は持っていなかった。 だから、こんな私だったから、自分の命より大事な娘の命を失うことに なってしまったのかと思うとやり切れない・・・ やり場のない怒りと後悔で押しつぶされそうになる・・・ どうかみなさんはこんな私のようにならないでもらいたいのです。 そして、さえりんのように理不尽な交通事故で命を落とす人が もう出ないような、社会にしていきたい!! だから、さえりんに起きた悲劇を大勢の人に知ってもらいたいと思ったのです!! これはドラマやフィクションではないのだから!! もうこんな悲惨な家族を生み出さないためにも、私は訴えていきたい!! ​車を運転する全ての人の意識が変れば、交通事故は減るのです!! ​車の性能や​、自動運転が進めばいいのではない!! 車を作るのも人間だし、動かしているのも人間なのだから 人のせい、車のせいではなく、意識と自覚で事故は減らせると私は確信している。 交通事故は天災ではなく、人災なのだから!! 誰だって運が良いときも、悪いときもあり、比較的運が良い人、 悪い人もみえると思います。そんなこと私だってわかります。 だけど、このことだけは、交通事故の事だけは 運の良し悪しで簡単に片づけられては困るんです!! 誰もが平等に命を尊ばれ、当たり前に安全を確保される権利があるのです!! それなのにどうしてさえりんの人権は守ってもらえなかったんでしょうか?? どうか、運がいい人、悪い人の出ないような、老若男女誰でも 安心して笑って暮らせるような社会になれますように・・・ これが私たち家族と、 さえりんからの心からのお願いなのです・・・ (小学1年生のさえりん 小学校にて) ​​ご訪問いただきありがとうございます!! いつも温かいコメントありがとうございます よろしければ応援お願いします。 よろしければこちらも応援おねがいします。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

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