さえりんの部屋

2020/03/05(木)22:14

憂鬱な雨の日

心模様(79)

​​​​​​​​​​​昨日は午前中から雨が降っていた。 激しく降るわけでものく、シトシトと一日中降っていた。 昨日は特に何もすることなく、次女の自動車学校の送り迎え以外は 窓の外に降っている雨の音を聞きながらボーっとして過ごした。 物置を片付けながら雛人形を出そうかと思っていたけど こんなお天気だし、何かする気力も無くなった。 私はボーっとしながら、自分を振り返っていた。 最近私の精神状態はあまり良いものではなかったなと思った。 突然加害者からの連絡や手紙で感情は逆立っていて、 検察での調書のための面談、生命のミニメッセージ展などなど 私の心は攻撃的になったり、深い闇に落ちたり、決して穏やかではなかった。 昨日はそんな私の心を落ち着かせるための雨だったのかな?? 冷静になって考えてみれば、私だって優良ドライバーとは言えない。 免許だけは今はゴールドだけど、過去には事故を起こしたり、自損事故で 愛車を廃車にしたこともある。スピード違反や、運転中に携帯電話をかけて 捕まったことも、駐車違反で罰金を払ったこともある。 免許をとって32年の間にはいろんなことがあったなと思う。 私も娘がこんな事故に遭うまではそれほどの危機意識があったのだろうか?? そしてこんな危なっかしい私でも、今まで人を殺すほどの加害者に ならなかったのは、運が良かっただけなんだろうか?? 何かの力で守られていたからだろうか?? 娘の事が無ければ、もしかしたら事故の加害者になっていたのだろうか?? さえりんはそんな私を守るために犠牲になってしまったのだろうか??? 果たしてこんな私に人を責める資格なんてあるのだろうか??? ボーっとした頭でいろいろ考えが頭の中をグルグルめぐっている。 雨のせいか、いつもなのかわからないけどやっぱりあまり前向きにはなれない。 こんな日は読書でもしようかなと思い立ち 先日、ミヤちゃんさんが送ってくれた本を手に取って、 『夢でもいいから亡くなった人に会いたい』という本を読み始めた。 「幸せになるために、がんばって生きている人に勇気をあたえること」 「悟りという無の境地に至り、生きている人を大慈悲で見守ること」 これが、仏となられた故人のあの世でやるべきお仕事です。 だから私たちは、魂の故郷で故人と再び出会って一緒に過ごせるように、 「天寿をまっとうするときが来るまで、幸せになるために今をがんばるから、 向こうで待っていて」と言葉をかけてあげてください。 と書かれていた。まだ最初の方しか読んでいないけど、さえりんもそうなのかな? あの世で私たちを見守るため無の境地に至る修業をしているのかな?って思った。 今の私はまだまだ自分が幸せになるためになんて生きられないなあって思った。 そして悟りの境地に至ったさえりんならどんな出来事も大慈悲で見守れるのかな?? たとえ自分を轢いた加害者ですら許せる境地にまで達するのかな??って思った。 今の私には到底無理ですが・・・ だけど、こんなママでも一生懸命今できる事をし、天寿をまっとうしたら さえりんはあの世でちゃんと待っていてくれるのかなって、 絶対に逢いたいって強く願っている!! そんなことを思いながら、ふと窓の外を見るといつの間にか夕方になっていて 雨は上がり、空が明るくなっていた。 きっとママの心が少しは落ち着いて穏やかになったから さえりんが微笑んでくれているのかな??って思えた。 ミヤちゃんさんありがとうございます!! さえりんはホント凄いよ!! 生きている時から、子供の頃は天使みたいに天真爛漫だったし、 大人になってからはいつも家族を気遣ってくれる心優しい娘に。 そして今はあの世でみんなを大慈悲で見守るための修業をしてるんだね。 ママはさえりんがママの娘でいてくれたことを誇りに思うよ!! これからも迷えるママを正しい方向に導いてね!! ママはあなたのためなら、鬼にも蛇にも、仏の心にだってなる努力をするよ。 (努力はするけどなれないかも知れないけど(;'∀')) いつかあの世で逢えるその日まで、頑張って生きていくからね。 見守っててね、さえりん (小学2年生4月のさえりん) ​​ ​​ご訪問いただきありがとうございます!! いつも温かいコメントありがとうございます よろしければ応援お願いします。 よろしければこちらも応援おねがいします。​​​​​​​​​​​

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