2007/10/18(木)22:18
中日新聞へ意見
17日付けくらしの欄(20面)の
「子どものうつ病」の記事について
「薬でコントロールできる病気であり・・・」とありますが、
厚生労働省から2006年に、
抗うつ薬の服用により自殺傾向の危険性が2倍になる
との発表があったのをご存知のはずですが、
薬の服用を勧めるとは、いったいどうゆう事なんでしょう?
今年9月にも、向精神薬の依存症が2年前の2倍に増えたとの
国立精神・神経センターの発表があったばかりです。
そして、精神科薬は依存性においては
麻薬と同等なのをご存知ないんでしょうか?
気分が沈んだり、人に言えない悩みを抱えるのは珍しいことではないはずです。
子どもに「どうしたの?気分がすぐれないの?」と聞けば、
益々そんな気分になるでしょう。
一番良く効く薬は、何も聞かずユーモアたっぷりに笑わせてくれて、
あったかい食事とを作ってくれる、お母さんの大きな愛情だと思います。
私は「死にたい」と言う子どもを精神科につれていき、
精神科薬を服用させ、もっとひどい状態、
一歩も外に出られない状態にさせてしまいました。
今は、薬も止め元気に社会でお世話になっていますが、
その経験から、精神科薬の氾濫に歯止めをかけなければいけないと思っています。
まだ精神形成のされていない子どもに、精神科薬を服用させることで、
どれだけ多くの未来がつぶされているか
記者さんにも、もっと勉強してもらいたいと思います。
もっと慎重な記事を望みます。