九州の鉄道に関するニュース

西鉄は３月６日の始発から天神大牟田線と貝塚線の一部区間において電車運賃の値上げを実施しました。

新型コロナウイルスの影響で乗客が減少している中、安全・安心で持続的な輸送サービスを提供するため電車運賃の値上げを実施しました。

今回の値上げは国から認可されている上限運賃を下回る運賃設定をしている区間を上限運賃と同額にするもので、天神大牟田線では１０円～２０円、貝塚線では１０円～４０円値上げされています。

一方で運賃が変わらない区間があるほか、定期券料金も変わりません。

３月１３日には電車とバスでダイヤ改正も予定されていて、西鉄は運賃値上げとダイヤ改正で約２億円の収支改善を目指すとしています。
西鉄は観光地である太宰府や柳川などの近くに駅があり、コロナ前までは中国・韓国の旅行者を西鉄の駅または列車の中で多く見ましたが、それが昨年からはほぼ０となっているので、かなり厳しい経営状態にこの１年でなったことだと思います。