|
カテゴリ:時事問題
日本がエネルギー輸出国になる??
《引用開始》・・・YOMIURI ONLINEより 「燃える氷」の粒、東大などが新潟沖で初の採取 東京大学や海洋研究開発機構などの研究チームは2日、メタンガスと水でできた氷状の物質「メタンハイドレート」の粒を新潟県上越市沖の海中で採取することに成功したと発表した。 「燃える氷」とも呼ばれるメタンハイドレートは新しい資源として期待され、世界で調査が進められているが、粒状になって見つかったのは世界初。この粒は海の表面まで上昇して、メタンガスとして大気中に放出されている可能性が高い。粒の採取法の研究などが進めば、有効な資源確保につながると期待される。 研究チームは昨年9月、上越市沖の北西約30キロ・メートルの海域で、漏斗状の容器を取り付けた無人探査機を潜水させ、水深約300~1000メートルの地点で、海中を上昇する粒(直径5~10ミリ)を採取した。粒は、水温が急激に高くなる浅い所で、強い温室効果を持つメタンガスとなって大気中に飛散したとみられ、地球温暖化の原因の一つと考えられるという。 研究チームの松本良・東大教授は「日本海のような海中の温度が低い海洋では、メタンは溶けずに上昇することがわかった。粒を見つけることで、大規模な海底掘削をしなくても、海底のメタンハイドレートを発見できるかもしれない」と話している。 (2007年3月2日23時42分 読売新聞) 《引用終わり》 論より証拠。この写真をご覧下さい。 【ウィキペディア(Wikipedia)『メタンハイドレート』より】 【愛・地球博プレスプレビューより】 燃えてるでしょ?氷みたいな固まりが。メタンガスの固まりですから当然なんですけどね。 つまりこれをエネルギー源にすれば石油に依存しなくても済むんです。 しかもエキサイティングな事に、このメタンハイドレートという物質は日本周辺に沢山存在する事が確認されています。それもかなりの量だそうです(『科学技術・学術審議会/21世紀初頭における日本の海洋政策』参照)。 な~んだ、それを掘り出して使ったらいいんだ。これで日本も資源大国に!・・・って事にはならないんですよねェ。その可能性は十分あるんですけど。 やはり技術的な問題で実用化にはまだしばらくかかるようです。 メタンハイドレートは本当に魅力的な、未来のあるエネルギー資源です。 日本にとってはまさに『宝』でしょう。ただ日本のお隣には物騒な国がありますよね。 そう、中国です。 全人口のたった一割、約1億3千万の人たちが先進的な生活をするようになっただけで資源・エネルギー不足が問題になっています。 日本でもマンホールのフタやアルミの支柱・電線などが盗まれるぐらいですからね。 この先もっと発展して、さらに先進的な生活をする人が増えたらどうなるか? 今現在でも中国は躍起になってエネルギーをかき集めています。 そんな中国がこれだけの資源を見逃すわけがない。 今の所、中国が調査しているのは南沙諸島の方(ここも厄介な所ですけどね)ですが、メタンハイドレート欲しさにもし日本近海で『ここは昔から中国領土アルヨ』と主張したらどうなるか? それこそ第二・第三の東シナ海問題に・・・また厄介な事になりますよ。 でもまァそれはオイトイテ(つ´∀`)つ、 日本にとってはけっこう夢のある話ですよねェ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[時事問題] カテゴリの最新記事
|