2008/07/19(土)16:15
たまには深ィ~話を
北京オリンピックに出場する日本女子バレーボールチームに、山形県関係の選手が3人出場します。
まずは山形県出身の元気印、NECレッドロケッツの高橋みゆき選手。
そして他県出身ながら山形県天童市を本拠地とするパイオニア・レッドウィングスの選手として大活躍の、栗原恵選手(23)と多治見麻子選手(36)のお二人。
そのうちの一人、栗原恵選手に関して深ィ~ィ話があったので記事にします。
《引用開始》・・・(2008年7月17日 読売新聞)
栗原市のJAが栗原選手激励
恵みの力で勝利を
北京五輪のバレーボール女子代表に選出された栗原恵選手(23)と多治見麻子選手(36)の激励会が16日、天童市内で開かれた。栗原選手は「オリンピックの注目の高さに責任を感じる。代表として頑張りたい」。多治見選手は「3回目の五輪で、日本代表のユニホームを着られるのは最後だと思うので、悔いのないよう頑張りたい」と語った。激励会では宮城県栗原市の「JA栗っこ」の関係者から栗原選手に対し、岩手・宮城地震の被災者にメッセージを送ってもらったお返しとして、同市の特産品を集めた「栗原の恵み」が贈られた。
《引用終わり》
>岩手・宮城地震の被災者にメッセージを送ってもらった・・・
そのエピソードが、これです。
《引用開始》・・・平成20(2008)年7月12日づけ 読売新聞 山形版より
同じ栗原 被災地激励
岩手・宮城内陸地震で被災した宮城県栗原市の「JA栗っこ」に、北京五輪女子バレー代表に決まったパイオニアレッドウィングスの栗原恵選手(23)から激励のメッセージが寄せられ、JAは16日、お礼として地元の米や野菜などのセットを「栗原の恵」と名付けて贈る。野菜は東京でも売れ行きを伸ばしており、JA関係者は「勇気づけられる」と感激している。
栗原選手との縁は、女子バレーが五輪出場を決めた際、JA栗っこ瀬峰支店の職員が「名前が同じ栗原選手を応援しよう」と盛りあがったのがきっかけ。パイオニアに6月13日、野菜を贈りたいと申し入れたが、翌14日の地震で、プレゼントどころではなくなった。
ところが、同17日になって大阪で合宿中の栗原選手から同支店に、「一日も早い復旧を」との自筆のメッセージが届いた。メッセージは拡大コピーされて避難所や市役所に張り出され、被災者を元気づけている。
同支店では、天童市で16日に開かれる壮行会に職員が訪れ、特別栽培米やヘチマ化粧水などを贈る。
パイオニアの滝口信悦副部長は「(地震発生が)申し入れが来た翌日だったので驚いた。栗原選手と相談して直筆メッセージや水などを送ろうという話になった。少しでも被災者の役に立っていれば」と話していた。
《引用終わり》
いい話じゃないですか!
世知辛い世の中です。ましてここ最近は隣国のバカ騒ぎ大騒ぎばかり取り上げていたので、たまにはこんないい話を紹介したいと思い、記事にした次第です。
栗原選手はもちろん、多治見選手、高橋選手、そして日本女子バレーボールチームの皆さん。
頑張って、悔いのないプレーをして欲しいものです。
がんばれ、ニッポン!w(^O^)w