慶文堂 ひま人日記

2010/08/20(金)14:49

小沢氏待望論?国民無視か!?それは民主党内の話でしょ!!

時事問題(169)

引用開始・・・asahi.comより 2010年8月19日23時20分 小沢氏「互いに力合わせ」 鳩山氏研修会に160人参加  民主党の鳩山由紀夫前首相系のグループは19日、長野県軽井沢町で研修会を開き、衆参の約160議員が参加した。小沢一郎前幹事長も出席した。9月の党代表選で菅直人首相の対抗馬として、小沢氏に立候補を求める声が強まっており、研修会でも「小沢待望論」が相次いだ。  研修会には鳩山グループの小沢鋭仁環境相、中山義活前首相補佐官、松野頼久前官房副長官のほか、小沢グループの山岡賢次副代表、松木謙公国会対策副委員長らが出席。このほか、輿石東参院議員会長、菅首相側近の荒井聰国家戦略相も参加した。  鳩山氏は「今こそ私心を捨て、挙党一致の態勢をどう作り上げていくか、大きな未来を切り開いていく活動の原点に立ち返ることが何より大切だ」と語った。小沢氏もあいさつし、「お互いに力を合わせて一生懸命頑張り、国民の期待に応えるようやりましょう」と訴えた。小沢氏はこの日、代表選をめぐる対応については一切、触れなかったが、研修会への議員の参加状況なども含め、党内情勢を見極めたうえで立候補の可否を判断する構えだ。  小沢氏の立候補について、鳩山グループの松野氏は記者団に「出ていただきたい」と表明。小沢グループの松木氏は「これだけの人が集まって健闘を誓い合ったのは大きなこと」と語り、参加者の多くが小沢氏出馬に賛同しているとの見方を示した。  小沢グループでは山岡氏らが昨年の衆院選マニフェストの原点に戻ることを訴える会合を結成し、新人議員にも同調の動きがある。小沢氏は25日に都内で講演する予定だ。  一方、菅首相のグループは23日に会合を開いて結束を確認するほか、首相が同日から新人議員と懇談する。首相は19日夜、小沢氏が立候補した場合の対応を記者団に問われると「代表選については、しかるべき時にきちんと私の考え方を申し上げたい」とだけ語った。 引用終り やれやれ、やはりこう来ましたか。 菅さんが首相に就任してすぐの頃に、 「小沢さんには静かにしていただく」 みたいな事を言ったので(おや?)と思ったのですが、でもよくよく考えると小沢さんの勢力は無視出来ないはずなので、これはパフォーマンスだろうな、とは思っていました。 そして例の、菅さんの『消費税10%』発言。何故このタイミングで?という思いがありましたが、結果は参院選における民主党の惨敗。 それでも何故か、誰も責任を取って辞任する人はいなかった。普通なら党内から批判続出のハズなんでしょうけど、それもあまり見られない。おかしな話です。 そもそも先の参院選における民主党惨敗の要因として菅さんの『消費税10%』発言だけが悪いように言われていますが、その後の国民のアンケートなどを見ても、私にはそれだけとは思えません。というよりも、鳩山さんと小沢さんの金にまつわるゴタゴタと、政権党としての未熟さなどの方が、国民に『No!』を突きつけられた要因としては大きいと思っています。 鳩山・前政権からのイメージダウンが大きかったので、どのみち参院選での苦戦は免れなかったでしょう。そんな状況での、菅・新首相による唐突な『消費税10%』発言。その真意が分かりませんでした。 でも、その後の状況を見てくると、なんとなく理解できたような気がします。菅直人という人は、小沢さんを表舞台に出すための『スケープ・ゴート(生け贄)』だったんですね。 あの状況では、誰が次期首相を務めても参院選に惨敗するのは目に見えていました。かといって軽輩では役不足。となると、ここはやはり菅直人さんしかいない!という事になったのでしょう。 その理由は、もちろん経験・年齢・認知度等もありますが、それにプラスして、菅さんには悪いのですがあまり重要ではない人という理由も考えられます。何しろ参院選後の代表選では交代する確立が高いでしょうから。 つまりは小沢さんを代表にすべく筋書きを書いた人(もしくは小沢さん本人か?)がいて、その筋書きに則って当時の鳩山首相が小沢さんを道連れに辞任し、次に菅さんが首相になった。 さらにその後、首相になった菅さんに、特に必要のない『消費税10%』発言を突然させて参院選惨敗の一つの原因を作り、いざ惨敗したら全てを『消費税10%』発言のせいにした(が、そのわりに責任を取って辞任した人はいない)。 さてこの後どうするのかな?と思って見ていたら、9月の代表選が近くなっていよいよ小沢さんが動き出し、すぐに『小沢氏待望論』と来たもんだ。 そりゃそうです。民主党内において小沢氏の勢力が一番大きいんだから、誰も小沢さんの意向を無視できません。 菅首相がいくら頑張っている風を装っても、勝敗の帰趨は見えています。小沢さんが相手となったら菅さんは敵わないでしょう。 このままいけば、9月には小沢・民主党・新代表、そして小沢総理が誕生しそうです。はてさて、本当にこれでいいんでしょうか? 自身に関係するお金の問題等でこれまで二度も『不起訴』⇒『不起訴不当』と判断された人間が、ひょっとしたら総理大臣になるかもしれないんです。 さらに、陸山会の2007年分の政治資金収支報告書を巡る同法違反容疑について『不起訴』⇒『不起訴不当』とされた問題に関する第4回目の事情聴取が代表選後だとか。 これってもしこの時点で小沢さんが民主党代表、引いては総理大臣になっていたら、起訴できるんでしょうか?どうなんでしょう(というか、また不起訴になりそうですけどね)。 もし実際に小沢さんが総理大臣になったらどうなるのか? 民主党が政権を取ったすぐ後の、小沢さんの息がかかった国会議員の団体さんによる中国詣で、その後の韓国での発言(外国人参政権に積極的なこと、天皇陛下の訪韓についての発言など)を見れば明らかだし、それは現在の菅首相による『日韓併合100周年における談話』などを見ても明らかです。 彼らは、というか民主党という政党は、日本国および日本人よりも韓国や中国の方が大事なんでしょう。彼の国々のためには、日本などどうなっても構わないのでしょうね。 実際に、民主党党首選で投票権のある民主党サポーターに『日本国籍を有する者』という条件がありません。果たしてこれは何を意味しているのでしょうか? さて、来る9月の代表選はいったいどうなるんでしょうか・・・怖いです。

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