慶文堂　ひま人日記

東北関東大震災からすでに１０日が経ちます。

災害の多かった宮城県をはじめとした太平洋側と比べ、私の住む山形県では、震度こそ４から５ぐらいとかなり揺れましたが被害自体はそれほどでもありませんでした。

ただ全県で停電が二日ぐらい続いたのと、水道やガスがストップした地域もあるようでしたが、寒河江市では水道は大丈夫だったし、ガスもプロパンガス世帯が多いので比較的普通に生活できました。


ただし、オール電化の家は大変だったようです。

「寒くて、（反射式）石油ストーブを実家から借りてきて・・・」

なんて話を聞きました。


しかし、約十日過ぎた現在（３/２１）ではほとんどライフラインも復旧しましたし、建物等の損壊もほとんど見当たりません。


ガソリン不足がかなり深刻な状況ではありますが、でもこれも遠からず解消されると思っています。また食料の問題に関して言えば、さすがに農業県・山形です。スーパーには野菜類が震災前とほぼ変わないぐらいに置いてありますし、値段もほぼ同じです。これは本当に助かります。


このように、被害そのものが少なかった山形県では、いち早く地震の被害から立ち直りました。


そうなると、仙台のある宮城県とは車で１時間半足らずという有利な立地条件のため『山形空港、震災支援フル回転　物資輸送・燃料補給の拠点・・・asahi.comより（2011年3月21日）』【http://mytown.asahi.com/areanews/yamagata/TKY201103200228.html】という状況になりました。


仙台に１０年間お世話になった私としてもこのような状況は非常にうれしい事ですし、山形県や各自治体でも、避難者の受け入れや物資の支援を行っているようです。



が、我が地元の寒河江市の名前が何故か、なかなか出てこないんです。どうなってるんだろう？と思って寒河江市選出の県会議員のお二人のサイトを覗いてみたら、ちゃんとやってるんですね。


『楳津博士　- Umetsu Hiroshi OFFICIAL BLOG -』
【http://h-umetsu.sblo.jp/】


『小野幸作オフィシャルサイト』
【http://www.onokousaku.com/】

３月１８日に楳津さんと寒河江市の職員が向かった亘理町役場は、海岸線からだいたい６キロちょっとというところでしょうか？さすがにこの辺りまで来ると津波の影響はなかったようです。


写真で見る限り建物の損壊などは見当たらないみたいですが、でも古い建物はどうだったんでしょうか？

もうちょっと周りの写真をアップしてくれると有り難かったんですけど・・・。え～と、



＞　救援物資を車から下ろし、被害状況などをお聞きしました。電気は回復し水道も一部回復してきているが、津波を受けた地域は何ともならない悲惨な状況とのこと。
　建物もそうだが、田畑も海水を被り、復興には何年もかかるのではないかと肩を落としていました。


という事ですから、やはり建物の損壊はあったようですね。それと津波の影響。田畑が海水を被ってしまったのでは、かなり厳しいでしょうね・・・。



そして３月２０日の記事にある『宮城県山元町』は亘理町役場よりさらに海の近く、直線距離で３.５キロぐらいの距離にあります。こちらも写真を見る限りは思ったよりも無事なようですが、でも下の方の写真を見ると・・・ひどい・・・ひどいです。

これじゃ大変だ・・・。復興はいつになるんだろうか？？




また、小野さんのサイトによると寒河江市でも１３名（↓注１）の方が避難してきたとの事。この方たちが寒河江市体育館の宿泊所に滞在なさっているのかな？


他にも市内のホテルや旅館などに滞在されている方たちがいらっしゃるようですが、その方たちは個人的に避難された方たちなんでしょうね。




思うんですけど、私が住んでいる白岩地区に限らず寒河江市内では空き家がけっこうあると思うんだけど、それらを一時的に寒河江市なり山形県なりで借り上げ、そこを避難されてきた方たちの滞在場所にしてもらったらいいんじゃないかな？と。

まァ、あくまでも個人の持ち物だし、それに市や県でそれだけの予算があるかどうか分かりませんが。



（＊注１）
ミクシィの寒河江情報を見たら、3月17日現在ですでに104名で、その後も増えているとの事。だろうなァ、少ないと思ったんだ。
ちなみに、『受付可能物資』も載っていました。なんか持って行こうかなァ。