文明の利器、ホース巻き機!(注;消防団ネタです)
今朝も早よから小学校のグラウンドへ~。言うまでも無く、消防団のポンプ操法練習の応援ですよ。先日は『集まれ!』がかかった後だったので(気持ちだけ)走って行きましたが、今朝は余裕~(o⌒ー^)yだって3分前だったから(もう~、大して変わらんだろ!部長!!)ハイ、反省してま~す。集まれ!がかかって整列。あ~だ、こ~だ、した後にさっそく練習開始。と、今朝は目玉商品がありました。ナント!かねてより副団長がお話しされていた『ホース巻取り機』のご登場です!ちょっと分かりづらいっすか?それじゃ、こちらをどうぞ。色が違うけど、まさしくコレです。その名も『消防用ホース巻取り機 タコマンV1』!!これがなかなかのスグレモノ。なんと!中央のバーにホースをセットしてハンドルを回すだけで、アラ不思議!キチッと巻いた二重巻きホースの完成です!え~と、参考までに商品説明をば・・・。>センターピンと補助ピンの間にホースを挟み、1人でハンドルを回すだけの簡単操作!センターピン後退機能により、巻き取ったホースがいとも簡単に取り外せます。また、自重わずか8kgなので持ち運びも1人でラクラク!消防用ホースだけでなく、水中ポンプ等に使用するブルーの送水ホースも巻取り可能です。サイズ H59×W52×D40cm 重量 約8kg操法大会でも満足!完璧な二重巻き!消防用ホース巻き取り機<タコマンV1>【消防用品/消防団/ポンプ操法】THB-1当店通常価格 31,500円(税込)特別価格 21,000円(税込)・・・「なんでイキナリ一万円も安くなるんだ?」などというもっともな疑問はこっちにオイトイテ(つ´∀`)つ、なかなか使えそうですよ、これ。「・・・いったい何の話ですか?」と言う、消防団に縁もゆかりもないそこのアナタ!もっともな疑問です。では、ご説明申し上げましょう。ホースと言うのは水を出すためのエンジン付きのポンプに取りつけて、ポンプで吸い上げた水を離れたところまで運ぶためのものであり、通常は何本か接続し、一番先に筒先というものを取りつけて水を出し、消火に当たるのです。【筒 先】このホースがまた長い!20メートルもあります。それを収納しておくのにグチャグチャと適当に巻いていたら邪魔でしょうがない。しかもいざ使用する時にモタモタしてしまいます。消防団は時間が命。芸能人は歯が命!(古い!)緊急の際は素早くポンプに接続し、ホースを伸ばす必要があります。そのために、普段はこのように丸く巻いておきます。これが実は、真ん中あたりから二つ折りになって重ねて巻いてある(=二重巻き)んですねェ。それは何故かと尋ねたら?上の写真のホースの場合、まずは下の金具の黄色い帯を右足で踏んで固定し、右手で赤い方の金具を持ち、同時に左手で丸く巻かれている部分を支えます。次にその状態から右手でボーリングの球を投げるように“サッ!”と右腕を上に振り、支えていた左手を放すと、アラ不思議!丸くなっていたホースが転がり、さらに勢いがついてひとりでに伸びて行きます。その間だいたい1~2秒ぐらい。あとは右手で金具を持ったまま走るとアッという間に20メートルのホースが伸びる、とこういう次第。ちなみにこの時、もう一本のホースを左肩に担いで走ると、一人で40メートルのホースが伸ばせる、とこういう事です。さらにもう一人が、一足先にホースを担いで40メートル先まで走り、伸ばされたホースに接続して走っていけば・・・ほんの数十秒で60メートルの長さのホースの完成と相成るワケです。さァこれで、例え火事の現場と水利(貯水槽や消火栓)が離れていても、もう安心です(o⌒ー^)yでも、くれぐれも火事は出さないで下さいね!・・・と、こうやって書くと簡単ですけど、実際は大変なんですよねェσ(^◇^;)しかも、訓練などで伸ばしたホースを元の状態に巻くのがまた一苦労。今までは一本一本手作業で、ヨッコラショ!ヨッコラショ!と巻いていました。しかも、巻く人次第で緩く巻けたり固く巻けたり。あまり緩いと、ホースを担いで走っている間にホースがほどけてしまって早く走れなくなってしまうんです。ところが、このホース巻き取り機の登場で状況は一変します。これだとテクニックも経験もほとんど要らないので、例え初心者が巻いてもある程度の固さは保てます。しかもラクチン!いやァ、分団長&副分団長。良いものを買ってくださいましたワ。ただ惜しむらくは、分団でたったの一台しかない、という事で・・・。どっかのOB会(笑)あたりで、もう一台ぐらい寄付してくれないモンですかねェ。あのォ、どうせなら・・・あまり贅沢は言いませんから各部に一台ずつ導入なんかされちゃってくれると助かるんですけど・・・あ、ダメ?そんなお金はどこにある!って?・・・ダメっすか、やっぱり(笑)