真鶴園と市民園は終わったものの、石垣園はついに残しました
みかんの収穫は、年内では終わりません12月30日-31日、年内にみかんの収穫を終わらせるべく、出かけてきました。真鶴のみかん園は、30日と31日の二日をかけて、朝の2時間をかけてでしたが、何とか「残払い」を終了できました。木からすべてのみかんを下ろしたわけです。これが、この瞬間、みかんの木にとって何よりの手入れです。木にとって、一番の大きな負担を取り除いてやったわけですから。真鶴園と早川の市民園については、この「残払い」を、12月31日までかかりましたが、何とか終了することが出来ました。これは、これでやれやれで、なによりなんですが。問題は、今年の1月から手入れを始めた早川の石垣園です。このみかん園は広くて、大きな木がたくさんあるんです。イノシシには荒らされるは、鳥には突っつかれています。このみかん園にはオーナーが38人組織されたんですが、まともに収穫作業に当たったのは、たった1人だけでした。この時期の収穫は、年末までにという期限もありますが、鳥が突っついて荒らしまわってますから、どちらがとるか、まさに鳥との競争まさになんです。30日に9コンテナを収穫して、本日・31日には4コンテナを収穫しました。しかし、次の写真は、収穫に着手する前のものですが、大勢としては、収穫作業を終えたあとでも、大体こうした状態だったんです。みかん山に午後4時を知らせるチャイムが鳴りました。作業終了後の石垣園の様子です。やはり、まだまだあちこちにみかんが沢山残っているということです。しかし、シンデレラは午後4時には舞踏会を終えなければならないんですね。収穫作業が、この石垣園においては、新年に持ち越したというわけです。この時期の夕方は、つるべ落としです。午後4時16分には、収穫したみかんを車に積み込んで山を下ります。その時の、小田原の市街地の様子です。日も西に傾いて、小田原城にも夕闇が近づいています。今日の主題は、とにかくみかんを採りつくすことでした。沢山のみかんを満載したコンテナが、みかん小屋に積まれました。明日からの主題は、どうやってこの沢山のみかんを消費者の手に届けるか。売りつくすか、ということです。もっとも、まだみかん園には、鳥がねらっているみかんが沢山あるんですが。ウジウジ、グズグズしていても、始まりません。井原西鶴は年末までが、勝負の世界だと描いています。たしかに基本はそうなんでしょうが、私などは、収穫についても新年に持ち越してしまったわけです。「収穫とともに、販売を」、これが2019年の年初めの情況です。