みかんの木の根まわりの草取り・草刈りに行ってきました
みかんの小木の根まわりの草取り7月3日(土)には熱海・伊豆山で土石流による大変な災害が発生していますが。当方は、7月7日(水)に真鶴と早川にあるみかん園の草取りに行ってきました。伊豆山と真鶴・早川はすぐ近くに位置していますから、当地のみかん園でも、同様の雨が降ってきているわけです。まず真鶴のみかん園ですが、草刈りの手をつける前の様子です。これでも、この間に2回くらいは草刈りしているんですが、毎週のように手入れして来ているんですが、そんな努力はどこへやら、一雨降れば30センチくらい繁茂してきますから、一週間か10日の間に、みかん園はご覧の通りです。今回の課題は、二つ、1.小木の根まわりの草取り、その周辺の草刈り。2、剪定で出た切り枝の片づけ。-です。午前10時から午前中の、限られた時間での作業ですから、完ぺきとはいきません。さいわい7月7日(水)は、雨も降らずに天気がもちましたから、作業はある程度は進みました。ここで、草刈りができないと、雑草は次に来る時には人の腰くらいの高さになっていたはずです。完ぺきではありませんが、しかしまずまずのところといったところです。そして、小田原にもどって、今度は石垣山のみかん園です。次の写真は、翌7月8日のものですが、小雨が降っていて、遠景が隠れたことで、小田原城が浮き上がったときのものです。大山や相模湾などは、雨雲に隠させて見えません。ここでも、植えたばかりの苗木の根回りの草取りです。放置しておくと、植えた苗木が勢いの強い雑草に覆われてしまい、陽が当たらなくなってしまいます。以前に根回りの草取りを、すでに何回かしているんですが。根回りの枯れ草は、その草刈の結果によるものですが。しかし、この梅雨末期の長雨の中で、雑草との綱引きですが、今回も重ねられました。こちらは、真鶴の街中のみかん園とは違って、一夜城の史跡をポイントにした、広大なみかん園ですから、同じ草刈りでも、対象となる面積が格段に広いんです。この草むらの中に、今回、苗木を25本くらい植え付けしたんです。何もないと、ただ草刈りするだけのこととなりますから、そうなると徒労です。実りのない疲れる仕事となります。みかんの木を育てるという目的があれば、同じ草刈りでも気持ちの張りが違うんです。今回は雨が降り続いたんですが、その中にも小康状態というときがありましたから。草取り作業をはじめたときはにわか雨程度だったんで、草取りをひと回りしたんですが、次第にあたりが暗くなり、雨が強くなる気配となってきたので、その周りの草刈り作業の方は、次回に延期することにしました。さて、話は変わりますが。このみかん園の自然景観ですが、農家の人たちの努力によって守られているんですよ。7月3日(土)、熱海・伊豆山で盛土が崩れて甚大な災害が発生しました。それは当地のみかん園とも、共通する関係があるんです。じつは、彼の地に土砂を投棄したように、この小田原の石垣山のみかん園の谷あいにも、土砂を捨てる動きがあったんです。この1,2年前のことですが、当地の農家と農業委員の人たちが、みかん畑の山間に突然に土砂が投棄されだしたんです。土を運んでくるトラックにたいして、農家の人たちが体をはって不法投棄しつつあるのをやめさせたんです。農家の人たちは、相手の面々から『お前ら、殺すぞ!』と脅迫されたんですが。こちらは、ただの農民ですが、この不法な勝手が行われるのに引き下がるわけにはいかないじゃないですか。体はふるえながらも、それに勇気をもって立ちはだかったんですね。そこは、一夜城よりすこし奥の場所ですが、私などは毎週、そこを通うる道端ですから、何か起きていることは気がついていたんですが、それから程なくその事情を聞いたんですが、その時は関係者以外には知らなかったかと思います。しかし、向き合った人たちは、さぞ大変な苦労だったと思います。このみかん園の自然ですが、この当たり前なのどかな景観ですが、それは、そうした知られざる苦労によって守られてきているんですね。今回の伊豆山と同じ輩の仕業のようです。あちこちで問題をきたしていたんですね。その無法行為のつけが、今回は、天罰てきめんというか、その責任が、社会的に問われることになったようです。これも日本の民主主義を貫徹させるために、曇りを払う大事な事柄のようです。