真鶴-地魚と石
昨日に続いて、みかんの木へマシン油を散布しに行ってきました。
この作業が一年間の作業の締めくくりであり、新たな年へのスタートになります。
今回は、先に昼食をとりました。
昼食時になると食事処が混雑するからです。
食事処は、真鶴半島の中央部にある「まるなか」です。
そこへ歩く途中にみた真鶴港です。
右側に魚市場があります。さらにその先が真鶴半島の先端に続きます。
真鶴といえば地魚です。
この真鶴港で、朝水揚げされた地魚が今日の昼食です。
半島の中央部にある「まるなか」。
駅から歩いて20分くらいでしょうか。
さて、本日の地魚は、
(1月10日)
手前から、1.カワハギとそのきも、2.ムツ、3.アジ、4.カクアジ、5.ハナダイ、6.マアジ。
一人前としてはかなりのボリュームですが、様々な味を十二分に堪能できます。
注文してから料理にかかりますから、鮮度は抜群です。
その日の水揚げされたものにより品種類がかわります。
「まるなか」のホームページです。
http://www.ryokan-marunaka.co.jp
さて、食事も終えて、みかん園に向かいました。
もと来た真鶴駅の方向に返ります、その途中のこと。
道路のあちこちに、家の築地に、階段に、石が使われていました。
普通ならコンクリートパイルか何かですが、ここでは石です。
あらためて真鶴という町が石造りで出来ていることを実感しました。
町は沢山の坂がありますが、その多くが石でできています。
全体でどれくらいの石が使われているのか、想像も出来ません。
苔むして石垣とは感じられないくらい自然なものとけこんでいます。
長い歴史をかけてつくられてきた石文化です。
さらに歩いて、駅の近くまで来ると山側の視界が開けます。
(1月10日)
下の方に横に通っているのが、東海道本線と真鶴道路です。
中央に採石場がみえます。小松石の石切り場です。
採石場はいくつかあると思いますが、その一つです。
ここで切りだされた石が、
江戸城やお台場の礎石にもなったということです。
全国の国鉄のレールの敷石にも提供されました。
みかんの収穫作業の時期を終えて、
のんびり街中を歩いてみると、
これまで気がつかなかった街の姿に、
あらためて様々な発見がありました。