みかん仕事の後は湯河原温泉です
今季のミカン作業も、1月7日のマシン油散布で年間サイクルを完了しました。
この日は、翌日の土壌調査や収穫祭もあったので、
湯河原温泉の「ままねの湯」でひと休みしました。
ミカン園からは、車で20分くらいのところにあります。
これが「ままねの湯」のお風呂です。
(1月8日)
許可を得て撮らせてもらいました。
ここは、源泉温度が80度以上で、浴槽にはいっさい水を加えていません。
浴槽温度は46度台でしょうか。体に慣れが必要です。
置いてある洗面器は源泉をさましたもので、朝一番の温度調節に使っています。
なにしろ源泉が熱くて、とくに冷えた体には、なおのこと熱く感じます。
多分、ここの湯温は、他のどこよりも熱い湯じゃないかと思います。
なれると、それがここちよくなります。
その源泉の引き口です。
(1月8日)
この奥に源泉がためられていて、湯気がたっています。
手前の赤いコックで流入量を調整することで、
浴槽の温度を調整しています。
効能は、アトピーややけど、切り傷、そして水虫など。
皮膚に関する治療に効果てき面です。
もちろん畑作業などの疲れを取るにも、たいへん有効です。
ここは湯河原温泉場の中央にあって、
古くからの湯治場の面影を残してくれています。
なにしろ立ち寄り入浴ならば、200円ですから。
さすがに温泉場です、近所の人がうらやましい。
当方も、よく利用させてもらってます。
古く万葉の時代から湯河原温泉は言い伝えられています。
『万葉集』巻十四 3368
足柄の土肥の川内に出づる湯の
世にもたよらに子ろが言はなくに
(足柄の土肥の川沿いに出る温泉のように、
ほんとうに、動揺するとは、おとめ子は言わない-土屋文明)
確かに、千歳川沿いに湯河原温泉は湧き出しています。