みかんの木を育てる-四季の変化

2012/07/15(日)19:12

ペッボトルを利用して、小木のカミキリムシ対策を実施しました

みかん栽培(1352)

ペットボトルを使って、カミキリムシ対策をしました 九州地方の豪雨、被災されている方々に、お見舞い申し上げます。 関東でも、今日、7月15日は、箱根や大山の方面は黒い雲に覆われていました。 他方、相模湾の湾岸は、太陽の薄日もさしていましたから、 同じ関東でも、大雨の地域もあり、明暗が隣り合わせの状態でした。さて、本日は、みかんの木の小木へカミキリムシ対策を実施しました。 これまでのカミキリムシ対策は、成木を対象にしてきました。 顕著な禍害が、みかんの成木に集中していたからです。ところが、「カミキリムシの禍害は小木でもおこる、 特に晩柑類は、好んで禍害するから注意が必要だ」 と、先日、旧友から聞きました。 これまで、小木については、禍害された経験が無かったので、 とくに手立ては取ってきませんでした。しかし、成木が枯らされた後に植えた小木ですから、 もしこれが禍害されたら、そのショックは大きいものがあります。 また、小木の枝先でカミキリムシを見つけた経験もありますから、 先の助言―「カミキリムシは小木でも狙ってくる」というのは、納得でした。それで、今回は、基幹に殺虫剤を塗布して、ペットボトルを巻きました。基幹に入り込まれたら、その木は大きなダメージとなります。 基幹以外の禍害なら、まだ少しは痛手は少なくなります。 これまで、「ゴミ」類でしかなかったペットボトルが、 俄然、禍害を防ぐためのつい立てとなる、これが旧友のアドバイスでした。ペットボトルの口と底を切って、2個を巻きつけました。 我ながら、これは、なかなかの出来栄えです。 この部分さえ守れれば、後は枝葉末節の被害でしかなくなります。9本の小木に、ペットボトル・ガードを巻きつけました。これは、はじめての実験的な試みでしたが、 半分の木に実施したところで、ペットボトルが無くなりました。 ペットボトルを19個しか用意していなかったためです。従って、残りの小木8本へのこのガードの実施は、 次回への宿題となりました。 それまでに、ペットボトル容器を集めなければなりません。 それは現代文明のこと、自他共に必要な数はすぐに入手できると思います。旧友のアドバイスが、こうして生かされました。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る