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みかんの木を育てる-四季の変化

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2012年07月28日
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カテゴリ:みかん栽培

たかがエカキムシ、されどエカキムシ

八王子の団地では、このところニイニイゼミが頑張っています。
夕方、涼しくなると、どうしたことか、ヒグラシが鳴いていました。
本来の主流はアブラゼミとミンミンゼミが、まだまだ遠慮がちです。
今日、ミンミンゼミの声を初め聞きましたが、すぐに休んでしまいます。
とにかく、夏本番に入ってきていることは明らかです。

暑さだけは、今年の暑さはとくに厳しい。
こう暑くては、みかん園への足自体も鈍るのですが。
そんなことは、言ってられません。病害虫も活発化する時ですから。

だから早朝作業に限定するようにしています。
日射病・熱射病の危険もありますから、日差しが強くなってくるとすぐ退散です。
成木へのカミキリムシ対策がまだ終ってないし、エカキムシの問題がありました。

前回(7月25日)は、夏枝へのエカキムシ対策だけでパテてしまいました。
これは、伸び出した夏枝です。

006

枝先が黄緑色の若い葉が、伸び出した夏枝です。
この夏枝は、順調に生育しています。
エカキムシに禍害されることなく生育しています。

他方、次のは、ポンカンの小木の葉です。
すでに紹介しましたが、この方は「後の祭り」でした。

 006

ほとんどの若葉の表面がエカキムシにり禍害されてしまいました。
ポンカンの夏枝は、よほど美味しいんでしょうね。
ほとんどの葉がやられてしまいました。

ほんの一ミリ足らずの白い蛾ですが、
ミカンハモクリガが、葉について卵をうみつけるわけです。
卵からかえった幼虫が、葉脈の中を食い進んでいく。
その坑道が、「エカキ」のような跡となって見えているわけです。

エカキムシの禍害は、
カミキリムシの禍害の様に、木自体が枯らされてしまうことはありませんが。
それでも、小木の若葉が禍害されると木の成長が止められてしまいます。

013

この小木は、最近植え付けしたものではないのですが、
まだ植えたばかりのような大きさです。
だいぶ葉や枝の生育が遅い。ほとんど生長が見られません。
この春先に植えつけしたかのような、そんな大きさです。

生育のその遅さの原因ですが、
苗木自体に問題がある場合もありますが、
植えた場所の土壌に問題がある場合もあります。
また、その後の手入れ、追肥・散水のまずさに問題する場合もあります。

しかし、それらのほかに、今回のミカンハモクリガが原因していることもあります。
苗木のうちにエカキムシに禍害されると、若葉が老衰化させられてしまい、
生育がすすまず、ほとんど苗木の大きさのまま足踏み状況になる場合があります。

木が大きくなるには、春先の春枝の生育が基礎ですが、夏枝の生育も大事です。
気温の高くなる7月に、はミカンハモクリガの活動が活発化してきます。
梅雨の時期に生育し出す夏枝、その若葉をねらっています。
やはり、小木をしっかりと大きく生育させるためには、
この時期のエカキムシの禍害から夏枝を守ってやることも大事だということです。

真夏日の下でも、それなりの作業が、待っているということです。






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Last updated  2012年07月28日 11時13分18秒
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