みかんの木を育てる-四季の変化

2013/02/25(月)04:37

元肥の施肥をしながら、カミキリムシの幼虫を駆除する

みかん栽培(1352)

元肥の施肥をしながら、 カミキリムシの幼虫を駆除しています2月24日は、みかんの木への元肥の施肥をしました。 雨水(2月18日)を過ぎて、啓蟄(3月5日)へ向かいつつあります。 三寒四温で、未だ寒い日もありますが、 そろそろ土壌改良等の基礎作業の開始です。 前回、酸性化のきらいのある土壌に、苦土石灰をまいたのに続いて、 いよいよ今回は、元肥の施肥を始めました。用意した苦土石灰、配合肥料、たい肥です。元肥の施肥は、全ての木が対象となります。 苗木については、すでに前回終了してましたから、 今回から成木にかかります。この木から作業を始めました。まず、樹冠の下を備中鍬で中耕して、土壌の通気性たかめます。 そして除草をしてから、配合肥料を撒いて土になじませます。1本の木で、20分かかるといったところでしょうか。午前7時40分から午後1時半まで、がんばりました。 全体の半分、12本の施肥を終えることが出来ました。作業は、地面を相手にしているだけではありません。 みかんの木自体もチェックしていきます。 カミキリムシの幼虫による加害の状況を同時に調べていきます。 成虫対策は、基幹部分の塗布で6月ですが、 今の時期は幼虫で、枝のささくれが問題です。 ささくれた樹皮の下には、カミキリムシの幼虫がいるからです。ささくれた樹皮をナイフで削ると、いました! この個所だけで、幼虫が3匹も出てきました。 この小さな幼虫が、みかんの木を枯らしているわけです。またいました。 結局、12本の木のうち、7本の木に複数の幼虫がいました。 15匹以上は駆除したことになります。 削った枝の部分には、木を守るために湯合剤を塗っておきました。12本中う、7本で、そこに15匹以上いたというこは、驚くべきことです。 もし、今回の対策をしなかった場合、みかんの木は2-3年後にはどうなっていたか、 おそらく、みかんの成木は枯れ始めていたとおもいます。 それを考えると、この基礎作業が如何に大切か、お分かりいただけると思います。大分綺麗になりました。あと、1回ないし、2回続ければ全体の施肥がおわります。 ただし、下ばかり見てないで、木の全体を見るようにして、 この際、徹底してカミキリムシの幼虫を駆除するようにしていきます。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る