いよいよ、お茶摘みのゴールデン・ウィークです
ことしも、お茶摘みの時が近づきました
みかん園の土手には、お茶の木が少しあります。
それが今、いっせいに若葉が伸びだしています。
「夏も近ずく八十八夜、・・・♪」 今年の八十八夜は、5月2日とのことですが。
いよいよ、お茶摘みの時です。
当方は、神奈川県西部のみかん園の片隅にあるお茶の木です。
本場の静岡県のように広大な茶畑とは違って、ほんのささやかなものですが。
それでも、たいがい農家にはチョコチョコとお茶の木があって、
湯河原や真鶴のJAは製茶工場をもっています。
今年の製茶工場は、4月25日から5月5日の間が稼働日だそうです。
お茶は、去年はまったく駄目でした。
去年の4月には、放射能からの安全を確保するため、大きく枝葉を切る「中切り」措置取るようにということで、JAの講習会がありました。
お茶摘みの瞬間をほんの目前にして、泣く泣く伸びた茶葉をすべて切り捨てたわけです。
肝心の製茶工場は稼働しないというのですから、仕方ありませんでした。
「今年こそは茶摘みをするぞ!」と、楽しみに心待ちしているのですが。
ことしは、放射能の測定検査を実施して安全を確かめたとのこと。
それと、生産者が中切り措置を実施したかどうか、アンケートで報告が義務付けられました。それが出てないと、製茶工場は茶葉を受け付けてもらえないとのお達しです。
もちろん、当方のお茶の木は中切りをしてきたし、報告も出してあります。
あとは、いつ茶摘みをするか、いよいよそのタイミングをはかる段階に来ています。
大体、お茶というのは、製茶すると茶葉の時の重量の八分の一になります。
当方の茶摘みは、茶葉の収穫量にして四キロくらいの収穫ですから、
200~300グラムのお茶でして、ささやかな自家消費分です。
それでも、当地全体は「足柄茶」というブランドになっているそうです。
さぁ、このゴールデン・ウィークは茶摘みだ、茶摘みだ。
今年こそは、絶対にお茶摘みをするぞ!、といったところです。