東京都知事選で、「脱原発」候補の「一本化」への動きがあったそうです
(それにかかわった一人・女優の木内みどりさんが、「東京民報」(1月26日付)にその経過を語っていますが、内容を紹介します)
細川さんが都知事選挙に出馬することを知り、動揺された人たちが宇都宮さんに゛勇気ある撤退を゛と考え、私に託されたこともあって一人で宇都宮さんとお会いしました。(12日)。
私はとにかく脱原発をしてほしいのです。原発を止めたいがために一本化したいという気持ちもわかったからです。
宇都宮さんに、相手は最新式の戦車みたいで、こちらは子どもの三輪車のようなもの。傷ついてしまうのでは、と言いました。宇都宮さんは、いつもと変わらない穏やかな表情でこう言ったんです。
走り始めた支援者や97万人の信頼を裏切ることは出来ません。正々堂々と政策を議論し、選ぶのは都民であり、私ではない。裏で取引をして決めるなどということは、今までの繰り返しではないかと。もうそれではだめなんです、とも言いました。宇都宮さんの中で、炎のようなものがメラメラと燃えているようでした。まるで不動明王の怒りの炎のような烈しく熱いものを感じました。
長いこと貧困問題に取り組み、ヤクザのような人と一人で立ち向かってきた強さを感じ、「ああすごい」と思ったんです。私は本当に感動しました。宇都宮さんは、自分のすべてを捧げてもいいと思っていらっしゃる、これはもう本物だと思いました。
原発推進派で首相の座をほっぽり出した細川さん。小泉さんだってコロッと変わってしまう人です。こういう人たちに大事なチャンスを預けられるのか、゛大物゛ということに惑わされてはいけないと思うんです。
名護市長選が風の流れを変えることを知って、私は沖縄へ行ってきました(14日~17日)。現職の稲嶺ススムさんは、日米両方のトップに、県知事にも「辺野古移設ノー」を突きつけている、宇都宮さんと同じ本気の方です。宇都宮さんが書いてくださった檄文を大事に抱え、応援をお届する大役を果たしてきました。色々な方にお会いし、「あなたの本気が伝わった」「名護で勝って東京に熱い風を送ります」と言ってくださいました。
これまでの政治の進め方に、もううんざりという人がたくさんいます。みなさん、宇都宮さんを応援してください。
以上、紙面から、そのままの紹介です。