第7回収穫は、早生みかんから藤中へ
11月21日は、第7回目のみかんの収穫に行ってきました。
昨日までは雨が降っていたのですが、
本日は秋空らしく晴れました。
富士山もさえぎる雲もなく、全景が鮮明でした。
午前7時5分、平塚から見た富士山です。
すこし走って、7時20分、小田原から見えた富士山です。
肉眼では見えませんが、写真にするとジグザクとした登山道がみえます。
さて、午前8時に真鶴のみかん園に着いたのですが。
昨日までの雨もあって、朝露がみかんにしっかりついていました。
少し待たないと、この濡れた状況では、みかんの収穫は出来ません。
前回、11月17日に収穫したみかんを車に積んで、
そのあと少し時間を置きました。
その間は、切り枝を片付けたり、ミツバチを観察するなどしてました。
そのうちに、滴も消えて、いよいよ本題のみかんの収穫にかかりました。
これは、本日収穫を予定していた「藤中」という種類の温州みかんです。
今回の収穫は、これまで中心だった早生みかんの収穫から、
「藤中」という種類の温州みかんに重点が移りました。
当方の場合、早生の摘果作業はしていませんから、小粒の果実になりがちです。
「小粒だけど、ジューシーでおいしい」との声を聞きました。
きっと「小粒」というのは早生みかんの事と思います。
それに対して、「藤中」のおおくは、L、Mサイズとなってます。
果皮もすこし厚くなりますが、皮離れもよくつ、甘さがのってきます。
当方は、この二種類を、合わせるようにして出荷しています。
それは仕方ないんですね。
大規模にみかん栽培をしている農園であれは、
種類ごとに、大きさも、S、M、Lとわけて出荷することが出来ると思いますが、
当方の様な、小さなみかん園では、それは出来ません。
分母が少ないので、そうした住み分けはできません。
当方の出荷の仕方は、種類によって大きさもちがえば、味の美味しい時期もちがいます。
それぞれのおいしくなったころを、美味しい時期にだすように努めています。
それぞれの大きさは異なりますが、ミックスして提供するようにしています。
本日は第7回目の収穫で、全部で4コンテナ強を収穫出来ました。
大分、収穫するスピードが速くなってきました。
今季の収穫に入ってからの新記録です。
4つのコンテナを見てみてください。
収穫したみかんは、果実の大きさに、大と小の二種類があるのが分かると思います。
果実の小さな方が早生みかんで、MやLの多い方が藤中です。
これに二種類を、箱詰めすねーる時に合わせるようにしています。
同じ温州みかんでも、その中にはいろいろ種類があります。
それぞれの種類の、それぞれの美味いしさを味わってもらえたら、最高なんですね。
当方の出荷は、つとめてそうする様にしています。
今日の場合、雨の降りだす時が迫ってます。
その前に、収穫しておきたい部分があります。
全体として、みかんの成熟するテンポが速まってます。
一回の収穫量も増えてきました。
この土、日、月の三連休ですが、今日の一日目の土曜日はまずまずの収穫でしたが、
これに次いで、明日の二日目・日曜日も収穫作業をするようにと、
天辺の方に着いているみかんが督促しています。
やはりみかんの収穫には、大事な集中時期というのがあります。
そうしたことで、明日ももう一頑張り、続投です。