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みかん園へのイノシシの加害 一昨日、園主さんから「イノシシにやられているよ」との連絡があったんです。 イノシシの背の届く範囲の果実がなくなっていて、周囲に皮の食べかすが散らかっていました。
まだ、奥のもう一本の方は、被害が軽度ですが。 みかん園には草が生えだしていますから、足跡は残らないんです。 しかし部分的ですが、草が倒されて一筋のけもの道が、出来ているのがみてとれます。 さらに今回、痕跡の一つとして、 前回、隣の畑に立てておいた侵入止めの仕切りですが、 それが倒されていました。 前に足跡をつかもうとして、石垣の上の草刈りして、整地しておいたんですが。 足跡の方は、私にはよく確認できなかったんですが、 そこに糞のお土産を残していきました。 今は、みかんが熟してきて、美味しくなってきたんです。 それと、お腹を空かせた猪が、ついに2本の木のうちの1本の方にぱくつき出したということです。 しかし、相当の食欲です。たくさんあった果実が、背の届くかぎりのほとんど消えているんですから。 これじゃぁ農家の方ががっかりするのも当たり前です。 みかん園を防御柵で囲むのも当然です。
おそらく侵入路の一つは、この箇所と思われます。 いまでは、足跡を残さずに出入りするイノシシの為の通路となっていたようです。 「侵入禁止」の意志表示をしたわけです。 聞き分けてくれるかどうかは分かりませんが。 イノシシの習性は、草原にけもの道が出来るように、同じところで同じ行動をくりかえします。 一か所がとめられれば、そのう回路をつくるはずです。 これまでは、みかんの木にかぶせたネットですが、 それは、上からのヒヨドリなどの鳥たちの加害対策が眼目でした。 しかし、今回は手直ししました。鳥もさることながら、今はイノシシです。 下からのイノシシの対策として、裾の方を守るように手直ししました。 もっとも、この木は、すでに食べられちゃいましたが。 裏側の木には、まだかなりの湘南ゴールドの実が残っていますから。 被害はこの数年深刻だったようですが、私の早川園とのかかわりは去年からですから、 被害の様子を耳で聞いていただけで、認識が甘かったんですね。 実際に被害に遭って、周りの深刻な事態が分かって来るんですね。 そうしてみると、この一年で、みかん園はほとんどが鉄柵で囲われるようになっていました。 それだけ、イノシシの加害が深刻になっていたんですね。
これまでは、イノシシとっては、もっと他に美味しいミカンが沢山あったので、見逃してくれていた。 しかし今は、お腹もすいているし、周りは鉄柵で侵入しにくくなっているので、 ついに、私などの2本の木についても、目こぼしせずに正面からの対象になったということです。
今はたった2本の木の対策ですが、本題は秋の温州みかんですね。 この方は、75本もの木がありますから、いちいち木々をネットで囲うわけにはいきませんから。 どうやって、みかん園へのイノシシの侵入を食い止めるか、それが問題です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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