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みかんの木を育てる-四季の変化

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2019年05月31日
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テーマ:梅酒の季節(477)
カテゴリ:

​今、梅シーズンが真っ盛り​

当方のみかん園は、神奈川県の真鶴と小田原・早川ですが。
温州みかんの収穫時期の11月-12月に対して、今の季節は反対側です。
この時期の柑橘は甘夏ですが、それももはやお終いです。

ところが、小田原方面はみかんの他にもう一つの名産があります、それは梅です。
この5月末から6月上旬が、その梅の収穫シーズンなんです。

本日、5月31日の梅の木の様子です。



梅酒と梅干しが、梅の代表的な加工品ですが。
今の梅の木は、5月末の梅の木は、梅酒用の青梅の収穫シーズンなんです。
白加賀などの種類が、梅酒用に適当なものとされているんですが。

他方、梅干づくりには、熟した梅が適当なんですが、それは6月中頃でしょうか。
小田原方面では、「十郎」という梅の種類が適当とされています。
この方は、あと1週間から10日先が、収穫シーズンとなります。

いずれにしても、この2週間くらいが、小田原の梅の収穫期なんです。
早すぎれば梅の果実は小さいし、遅くなると熟して落果してしまいす。
「お金さえ出せばいつでも手に入る」なんて、そんなものではないんです。

これが、この実をつけている梅の木です。



「梅を切らないバカ」と昔から言われてますが。
梅の木は、どんどん大きな木になります。
おそらく昔は木を大きくさせて、沢山梅の実をとろうとしたんでしょうが、
枝の先端に梅の実はつきますから、先端についている実を採るのは大変なんです。
今は、実を採りやすいように、コンパクトな樹形に育てるのが、梅農家の心得になっています。

昔気質の農家の梅の木は、見ている分には見ごたえがあるんですが、
いざ収穫する段になると、木登りして先端の実を採るわけですから、大変な作業になります。


これは、梅の収穫作業の間に撮った景色です。
中央に小田原城が写っているのが分かるでしょうか。




その昔、東海道を旅する人が、箱根八里を越えていく時に、欠かせなかったのが梅干弁当だそうです。
小田原・北条氏は、家訓として梅の栽培を奨励していたとか。

つくるのに必要なのは、ただ塩だけですから、それで保存食になり、健康食になるんですから、
戦国時代からいくさの携帯品になっていたというんです。
昔の人の暮らしの知恵はたいしたものです。

私などは、「梅干しばあさん」などと、こどものころは悪態をついてたんですが、
自分も歳をとってみると、かつての高齢者に自分も近づいてみて、すっかり認識をあらためました。
この暮らしの知恵を積極的評価をしないのは、後人として認識の怠慢だと。
手軽にできるこの梅仕事を、他人ごとにしているのは、人生を一つ無駄にすることだと。

さあ、あと3週間です。
この自然の恵みをなるべく生かして、知恵を引き継ぐ人を一人でも増やせるように、
私など、多分に遅まきながらではありますが、この梅仕事をPRしていこうとおもっています。
梅を生かすことを知らないということは、じつにもったいないことですから。






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Last updated  2019年05月31日 20時55分35秒
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