2019/06/04(火)09:07
青梅の収穫の真っただ中に、援農が来てくれました
青梅の収穫に援農が6月3日(月)、東京・多摩から小田原まで、援農に来てくれました。
名にしおう「小田原の梅」ですが、
早川の石垣山のみかん園の周辺でも、今、青梅の収穫が真っただ中なんです。梅酒用の青梅は、白加賀の種類が多いと思いますが、
青くて大きい梅の収穫は、収穫期間が1週間くらいと限られています。
大きくなるのを待たなければならないし、採るのが遅れると黄色っぽく熟してしまいます。やはり限られた期間の集中作業なります。
そこに、今回、助っ人の援農が来てくれました。
これは、収穫後に選果・袋詰めをしてくれているところです。
今年は、春に冷え込んだ日があったため、
花はたくさん咲いたのに、その割に木についている果実の数が少なく、
収穫量が、例年よりも落ち込んでいる、との梅農家の声も聞こえてきます。
しかし、とにかく木についている梅を収穫しなければならないわけです。
八百屋さんなどの店頭に並べられるには、木に登って梅を収穫しなければしなければなりません。
ただ待っているだけでは、収穫は出来ないし、ものは動きませんから。
石垣山のみかん園の周辺にも、各所に梅の木が植えられています。
樹によっては実がほとんどついていない木もありますし、
また、りっぱな梅をたくさんつけている木もあります。
どういった手入れをすれば、実がたくさんつくようになるのか、私などにはわかりません。
自然の幸いを期待しているしかないんですが。
この日は、約1時間の作業でしたが、1キロ入りの袋が26袋出来ました。
価格ですが、小田原の産地でも値段はもっと高いんですが、
そこは当方のこと、1k袋を450円で多摩の団地の人たちに提供しています。
この一週間は青梅ですが、
この一週間先には、梅干用の熟しだした黄色っぽい梅の収穫に移ります。
うっとうしい梅雨の季節に入りますが、この梅仕事をしていると、
その梅雨の季節が待ち遠しくなるから、人間というのは不思議です。
梅というのは日本の気候に、ぴったりとあっているんですね。
今回は、援農者の力も得て、梅の利用者のもとへ、
多摩の団地の住人に、なるべくたくさんの、立派な梅を安い価格で提供できるように、
このあと2週間を頑張りぬくということです。