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みかんの木を育てる-四季の変化

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2019年08月06日
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カテゴリ:みかん栽培

​防虫剤の塗布​

8月5-6日、小田原のみかん園で防虫剤を塗布してきました。
次の写真は6月のみかん園の様子です。
本来なら、6月下旬には済ませておきたい作業なんですが、
今年は、雨がちな日も多かったので、今頃になってしまいました。



春先までは、みかんの木はくたびれていたため、葉の色が黄緑色っぽかったんですが、
梅雨の時期をこして、何とか周囲の木と同じように本来の緑色に回復してくれました。
梅雨の雨が大切なことを、人間には及ばない生命力を与えてくれたことを、示しています。

みかんの木への防虫剤の塗布ですが、
対象はカミキリムシと、ナガタマムシとアリの駆除です。
本来なら、梅雨入り前の6月末にはすましておきたかったんですが、
仕方ありません。遅きに逸していますが、やらないよりかは少しはましと思って。

基幹部分に小さな穴が開けられているのが分かるでしょうか。
その周りの樹皮が枯れています。



枯れた樹皮の下にアリが巣をつくって、
白アリの一種でしょう、そのアリが繁殖して、樹の基幹部分をボロボロにしてしまいます。
本来、カミキリムシ用の防虫剤の塗布ですが、
穴の原因をなすナガタマムシに対しても効果があると思ってるんですが。



穴に防虫剤をスプレーして、枯れた樹皮を剥いでその下に潜り込んでいるアリの巣を見つけます。
そして、防虫剤を刷毛をつかって塗布していきます。
その前には、根回りの草取りをしておかなければなりません。
成木の全体に対してこの作業を繰り返すわけですが、なかなか骨が折れるんですね。

しかし、今回も作業をしていて、カミキリムシを一匹見つけました。



この小さな虫が、みかんの木の基幹部分に卵を産み付けようとしているんです。
みかんの木を枯らしてしまう大敵です。

今回は、基幹の部分に白い木くずがついていたので、
防虫剤を塗る前にその木くずを取り除こうとしてところ、
中からカミキリムシの幼虫が出てきました。




これがカミキリムシの幼虫です。
この幼虫はかなり大きくなっていますから、二年生でしょうか。
3年目には木の中に羽化室をつくって、成虫となって表に出てきて卵を産み付けようとするんです。

普通だと幼虫は基幹や根の中に潜り込んで、坑道をつくって掘り進むんですが、
この中に入ると、なかなか駆除するのが難しくなるんですね。
今回は、木くずの中から、木の表面の部分で見つけることが出来ました。

カミキリムシだと、木の水脈が断たれて、その先の枝が枯れてしまいます。
ナガタマムシとアリは、樹皮を枯らして、木をボロボロにしてしまいます。
次の写真はナガタマムシとアリの加害によるものです。



1本の大きな成木が、佐渡の金山の様に二股に裂けています。
二股の間にナガタマムシとシロアリが加害して、その部分がボロボロに枯らされちゃったんですね。
カミキリムシだと、上部全体が枯らされてしまいます。

ようするに、みかんの栽培にとっては、カミキリムシとナガタマムシの駆除が大事なんですね。
6月下旬ころまでには防虫剤を塗布しながら、木の状態を調べてこの手当すべきだったんですが。
今頃になって、ようやく対処したなんて「後の祭り」だと言えなくもないんですが。
「今頃になって、こんなんじゃ遅い!」と、みかんの木は言っていると思いますが、
まぁ、やらないよりかは、少しはましかと思って、炎天の下ですが頑張るということです。






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Last updated  2019年08月06日 21時10分49秒
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