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みかんの木を育てる-四季の変化

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2020年06月07日
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カテゴリ:みかん栽培

​石垣山はみかんの宝の山​

小田原・石垣山のみかん園ですが。
5月の甘夏で、昨年11月から7カ月間つづけてきた収穫を終えました。
みかん農夫は、この長丁場をつづけてきて、誰しも体はヘトヘトなんですが。
しかし、この宝の山について、半年をふり返っておくことも大切だとおもいます。

これは、昨年12月5日の温州みかん収穫の最中のものです。



この温州みかんがたわわに実った中で、収穫が行われたわけです。
温州みかんの収穫は、基本的には12月末までに終わらせます。

もちろん、一個一個をはさみで採っていくわけですから、
収穫を応援してくれる人たちがいなければ、収穫を終わらせることは不可能です。



みかんの収穫は、結局1月末までかかりましたが、この温州みかんだけではありません。
もうこれだけで、私などはヘトヘトでしたが、その続きがあるんです。

みかん農家の方は、次にネーブルを、1月末から3月はじめまで出荷していました。
その間にはハッサクの出荷もありました。

さらに次いで、神奈川県特産の湘南ゴールドですが、3月15日から3月末まで収穫・出荷をしました。
次いで清見が、3月末から4月半ばまで出荷していました。

そして最後が、4月後半からの甘夏でした。

ようするに、みかんの収穫と出荷を、11月から5月末までの7カ月間を続けてきたわけです。
収穫は喜びではあっても、体の方はヘトヘトにくたびれているのは当たり前なんですね。

今回、私の場合は、みかん園の周辺を整備する作業がありました。
2月から5月までかかりましたが。
次の写真は、4月5日のもの、雑木林を整備したあとの様子です。



みかん園の隣にあった雑木林を伐採したら、
大山参りの大山から小田原城、さらに相模湾と、素晴らしい景色が見れるようになりました。
もちろん切り開いた原野は開墾しないと、地下には根がありますから、すぐに元の山林に戻っちゃうんですが。
次の写真が、手を入れる前のみかん園周辺です。



もともとはみかん園だったようですが、その働き手が少なくなっていますから、精一杯に働いたとしても、手が及ばなくなっているんですね。そこがイノシシやヒヨドリたちの住家になっていたわけです。

イノシシがみかん園に侵入するのを防止するために柵をはろう。
イノシシが隠れれないように柵の外側に1メートルの空き地をつくろう。
せっかくなら柵の外に10メートルの間隔をあけよう。
どうせなら柵を直線のシンプルなものにしよう。
などなど、一歩を押し開いているうちに、とうとう雑木林全体を切り開いてしまったしだいです。

人間、日々の労働でくたくたになっていると、仕事をしている全体が見れなくなりがちです。
また、昔からそこにいると、それが当たり前の自然になっていて、その価値が見えなくなりがちです。
それが当たり前でもありますから、第三者的な私としては言いたいんです。

小田原の石垣山は、一夜城とともにみかん畑の自然が保全されてきており、その自然はみかん以外にも、一年の四季の折々、様々な豊かな産物を与えてくれます。交通の便は良いし、隣は箱根の温泉があるし、相模湾の海の幸も堪能できる。歴史もあります。これはまさに宝の山だし、桃源郷ですね。


東京の人たちが、自然と切り離されている大都市・東京人が、憩いをもとめ大渋滞をかくごしてまでも伊豆方面に行こうとするのも、私としてはその気持ちがわからないわけではないのですが。
この小田原方面の魅力と存在価値ですが、ここは、東京から日帰りも出来るんです。
もっともっとしっかり評価される必要があるとおもいますね。
みかん園の手入れをしていると、そうしたことを感じさせられます。






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Last updated  2020年06月07日 09時14分53秒
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