裏年でもみかんの渦中に
今年の当方のみかん園は裏年です。
なにしろ南園の36本の木のうち、まともに実をつけているのは4本の木だけですから。
みかんの収穫は、今まさに始まりだしたところで、
11月5日が30キロ、12日が50キロの収穫でした。
次の写真が、そのみかん園です。
中央の二つのみかん小屋の周りが当方が手入れをしている畑です。
みかんがたわわについている上側は、お隣の畑です。
そうしたことで、今年はボチボチやればよい…、などと思っていたんです。
みかんの木が隔年結果するのは当たり前のことですから。
ところが、みかんの記録を振り返ってみると、
一昨年も裏年でしたが、11月に20キロ×36コンテナ、12月に126コンテナをあつかっていたんです。
いくら裏年で少ないからとはいっても、これが一つの目安となります。
もしもこの水準でみかんが出てくるとなると、
この間のスローでゆったりとして状況は、この秋の陽よりのために成熟が遅れた要素もある。
この1-2週間の秋らしい小春日和が続いているために、
みかんの成熟の速度が変化して、急速にすすみだすきらいがあるということです。
各駅停車の状況から、急行列車に変わる可能性があるということです。
これまで今年は、水・木での週に一度のペースの収穫でしたが、
去年の今頃は、週に二往復しないとみかんの成熟に追いつかなかったんです。
熟したみかんの収穫が遅れれば、ヒヨドリたちの格好の餌場になってしまいますから。
いよいよ今年も、そうした渦中の時期に、今現在さしかかっているということです。
まだ、各駅列車状態で、実際の感覚がついて行ったませんが、
収穫作業は、間違いなく変わり目に来ているということです。
みかんの成熟していく事態に、人が合わせなければならないということです。