『桜を見る会』問題を紹介
このラジオ番組は、ズバリ時の問題が取り上げられています。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」(1月8日」です。
当方も、その本を取り寄せて、今読んでいるところですが。
この本の当事者、「赤旗」日曜版の山本編集長と山田デスクが、登場して、
今回の報道取材の経過を、質問に答える形で語ってくれています。
https://www.joqr.co.jp/blog/main/
この1月8日の放送ですが、その放送を聞くことが出来ます。
一番の問題は、政府の公的な行事に、首相という便宜をつかって、自分の後援会員を何百人を毎年もてなしていたというんですね。首相の公的行事の私物化の問題ですね。
より大事な点は、大手のマスコミは、それに参加していたんですが、問題にしなかった。この問題を問題として直視できなかったんです。他方、こうした会に招待もされっこない「赤旗」日曜版が、この問題をスクープした。どうしてこのこのスクープができたのか、今のマスコミの問題点ともかさなってきますが。
根本的な問題は、政府を監視する批判的な立場の弱かったマスコミはこれを当初報道しなかったんですね。これに対して、赤旗や野党の追及に、国民の反響がインターネットなどでの反響が大きく広がって、それらによって後からマスコミも取り上げるようになったという問題です。
国民の声の広がりに根遅まきながら大手のマスコミも動き出して、大きな社会的問題として明らかになり、安倍首相は退陣せざるを得なくなったという次第です。
しかし、未だ「秘書の責任た」とかいって、自己の責任をきっぱりと認めようとはしていませんが。
政権の私物化問題の全体像がこの本や今回の報道でも言い逃れできないほどに明確にされています。それにもかかわらず、安倍氏はグダグダいって逃げとおそうとしています。菅首相もそれをかばう役割をになっているんですね。
きっぱりとした自己反省がなされなければ、私物化が合理化されてしまうということです。
これは、日本学術会議の任命拒否の問題とも重なって、誤りを認めず、誤りを正そうとしない、政権にある政治家の悪しき習性を、ここでこそ正させなければならないということです。
政府は憲法の下にあるし、国民の代表であって、何でも勝手が出来る専制君主ではないんですね。
そこを明確にしきることが、今の日本の課題だということです。
このラジオ番組は25分くらいですが、そのことを示していると思います。
傾聴に値すると思います。