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みかんの木を育てる-四季の変化

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2021年01月22日
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​みかんの剪定作業​

温州みかんの収穫を終えたみかん園ですが、
今は、清見や湘南ゴールドなどの中晩柑橘の収穫にすすむ前に、剪定作業です。

1月19日(火)、12時52分、小田原から見た富士山です。



冬の、寒々とした富士山です。
この時期として、なぜか「富士の白雪」が少ないことが問題になっています。

雪の有無はともかくとして、小田原方面でも下界の寒さがひとしおこたえている昨今です。

今回の主題は、収穫の終えたみかんの木の剪定作業です。
関東は、天候の上では恵まれています。
新潟や日本海側の大変な積雪の便りを聞くにつけて感じさせられます。
しかし当地でも、天気の良い日というのは、朝晩の冷え込みが一段と厳しいんですね。

そうした中での、みかんの木の剪定作業です。



当方は、剪定のノウハウを知りませんでしたから、
これまで太い木を剪定する勇気をもっていませんでした。
先人が苦労して育ててきたみかんの木を、そうそう簡単には切れません。
そうしたもやもやを、そろそろ一か八か、はらしていくときに今があるようです。

次の木は、まだ手を付けていませんが、
壮年期の木です。隔年結果で、今年は沢山のみかんをつけてくれました。
イノシシも、それを見逃さずに、裾の1メートル位を食べていったんですが。



今回の剪定作業はこの木の前でシンデレラタイムとなりました。
次回は、この木から剪定をしようと思っています。

剪定について、この木に対する判断基準は、
1、陽がさすように中ほどの枝をすくことです。
2、内向きに伸びていくる枝を切って、日当りをよくすることです。
壮年苦の木ですから、この木については黙っていても隔年に良い実はつけてくれるんですが。

問題は、木には個性があって、みかん園の多くの木はロートルの木です。
積年の経過があって、木を大事にしようとしていたため、木が密集して暴れているんですね。
私などは、太い枝を切るには、よほどの見立ての判断と技術が求められますから、
これまでは先送りしていました。
監理している木が少なくて、希少価値と先人の苦労がチラついていったこともありましたが。

しかし、決断しました。
当方が、管理できる期間も残り少ないですから、今判断できるベストの努力を尽くすことに。

剪定に集中できる時間は限られています。
この思い切った剪定により、膨大な切り枝が出てきますから、その後始末も大変です。

しかしそれは、別の問題です。
問題は、今の私などの認識でべストの剪定をすること、それによりみかんの木々がよみがえってくれるか、くれないか。その結果として、そのみかんの木がベストの力を発揮してくれるかどうかということです。そこが、今問われているんですね。


もはや私などに残された手入れの時間というのは、あと5回か6回の周期しかないんですね。
ですから、1回、1回が、これまでの人生をかけた真剣勝負というわけです。

コロナというのは人間関係の問題です。
みかんは手入れにかんしては自然の関係ですから。
イノシシやヒヨドリにかんしては、コロナとは関係ないんです。
しかし、販売については注意が必要です。
販売は人間関係ですから、近くまでコロナの災いは近づいています。
だけど、みかん畑での畑仕事については、まったく、何のちゅうちょもないということです。

現実には、みかんも販売・流通の関係で、その狭まりによって、みかん農家は苦労させられています。
流通が狭まれば、収穫したみかんの向け先がなくなるわけですから。
かたや団地の年金生活者にとっては、新鮮で美味しく、安いみかんが手に入らなくて難儀している。
小田原の新鮮みかんが、安くておいしいみかんが求められているわけです。

ここですね、
私などの非常識人の出番は。
いま、このすき間を埋めなければならないということです。
生産者にとっても、消費者にとっても、その活動が求められているということです。






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Last updated  2021年01月22日 21時26分28秒
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