みかんの木を育てる-四季の変化
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はなたちばな3385
みかんの木の栽培を通じて、四季の変化や、自然とのやり取り、汗の中で感じたことを紹介できたらと思っています。
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原野の伐根・開拓
2月20日(土)は、小田原・石垣山の原野に重機が入りました。 10数年、放任されていたみかん園を、伐根して再生しようというということで。 去年の2月から5月に、地上に生えていた木草は伐採したんですが。 梅雨を越したら、ふたたび雑草に覆われてしまいました。 ただ上物を切っただけでは、自然に戻ってしまう、伐根までしないとだめだということでした。 今回の場所ですが、伐根する前日の様子です。 正面の雑木林と同じ状態が、手前の側にも続いていたんです。 草木を切り払うところまでやったんですが、 それだけじゃあ元の状態に戻っちゃうことが、この半年で実証されたんですね。 それで、重機の力を借りることにしたんです。 これがその伐根の途中の状況ですが、依頼したのは正解でした。 この開墾を人力だけでやるとしたら、それこそ大仕事です。 地面の下には、太い根っこが、四方八方に張り巡らされていました。 これじゃぁ、人力だけでは、1日に1本だって難しいような根の張り具合でした。 昔の人は、こうした重機もなしに、開墾作業をしていたんですね。 とてつもない努力で、みかん園はつくられたんですね。 この作業は、雑草が繁茂しだすと、切り株が見えなくなりますから、 この今の限られた時にやらないと、再び元の草刈り作業からやり直さなければならなくなります。 水田をつぶす減反だとか、外国からコメを輸入するとか、 高齢者の担い手しかいないなどといった、 農業政策を放棄した今の国の政策を、今の流れを一刻も早く変えないと、 それこそ、とんでもないことになります。 これが今回の伐根作業の結果です。 最初の写真では、地下にある問題の大きさが、私などには分からなかったんですね。 さて、この伐根した切り株をどのように処分するか。 これを片付けてしまわないと、じつは私などはすでにみかんの苗木を注文してあるんですが、 すべてのことは、すすまないとということですね。 今日の作業の結果、伐根した根っこを処分しないと、苗木の植え付けどころではない、 とてつもない準備作業が必要なことがわかりました。
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