永山団地の50年
当方は、土曜日に多摩の永山団地の商店会でみかんの朝市をしています。
今回、何やらいつもとは違った看板が出ていました。
多摩ニュータウンの永山・諏訪団地ができて50周年なんだそうです。
コロナ問題もあり、静かな中ですが、
この3月27・28日には記念の催しがあるようです。
商店会の通りには、永山団地50年の歴史をしめす写真が紹介されています。
「赤土の街から、緑のまちに」
自然になったわけではなく、全国の各地からやってきた居住者でしたが、
知らないものどおしが、住みよいまちづくりのために、力を合わせてきた50年なんですね。
多摩丘陵の自然を、都心から離れたここで、大きく宅地造成したんですね。
1971年3月26日に入居が開始されたようです。
まだ建設途中ですが、赤土の土埃のまう中を、若い入居する人たちが荷物をはこんでいます。
団地の商店会は、本屋さんあり、電気屋さんあり、お寿司屋さんあり、八百屋さんあり、コインランドリーあり、肉屋さん・魚屋さんあり、・・、
それこそ生活のすべてに、個々の商店がならんでいて、賑やかだったんですね。
そして、50年後の今日です。
こけらの写真パネルが、アーケードの柱に展示されているのが分かるでしょうか。
木もおおきくなり、静かな緑豊かな、落ち着いた街になりました。
30歳で入居した人は、80歳になったわけですから、
街が高齢化したのも、自然の時の流れです。
この50年間、その時代と、時々の課題に、
街を住みよくするために、居住者はそれこそ様々な努力を重ねてきたし、
今も、今なりに、その努力がつづけられています。
3月27日(土)ですが、この50周年記念に花をそえるべく、
わたしも、小田原・真鶴から、いつも以上に柑橘類を搬送してくることにしましょう。