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2021年06月18日
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​「ワカシ」の名を初めて知りました​

神奈川県小田原の早川港魚市場で、6月15日のこと。
「ワカシ」という名の魚を、そこではじめて知りました。



ワカシ、それはブリのこどもの名前だというんですが。
それは私には初めて聞く名でしたから、
帰宅してから調べてみました。

すると、確かにありました。

-稚魚(10cm未満)20cm未満30cm未満40cm未満60cm未満70cm未満80cm未満80cm以上
関東ワカシワカシ・イナダイナダワラサワラサブリ
関西ワカナワカナ、ツバスツバスハマチメジロメジロブリ
北陸ツバス、ツバイソツバスコズクラ、コゾクラハマチフクラギガンド、ガンドブリブリブリ


ブリという魚は、「出世魚」ともいわれるくらいに、その生育していく過程で様々な名前があるんですね。ハマチ、イナダ、サワラくらいは知っていたんですが。
それぞれの地域によって、方言の様に呼び名が違うこともあるようです。
「ワカシ」というのは、関東方面で30センチ未満の時に呼ばれている名前のようです。
こんなことは、今回初めて知りました。

ブリは、私にとっては懐かしい魚で、今では縁の遠くなった魚なんですが。
今から50年以上前になりますが、
私の生まれた神奈川県真鶴町岩では、寒ブリがたくさんとれたんです。

その頃の記憶ですが、引いてくる母船には大漁旗が掲げられていて、なわで引かれてくる後の6-7艘の船はブリ満載して船べりは海面ギリギリで沈没しそうなくらいで、それらの後には白い泡を引いていました。

ブリ一匹が1200円から1500円くらいだったと思います。
それから数日間は、刺身、塩焼き、煮つけと、毎日毎日いやになるほどのブリ料理がつつきました。
私などの50年以上前のぶりに関しての記憶ですが。

その後、1970年の二十歳くらいからあとでは、この50年間はそんなことはさっぱりだったんです。
「あれからニシンはどこへ行ったやら・・」、しゃがれた歌のとおり、
個人的な記憶だけにしかない、個人の勝手な空想的な世界の様になっていたんですが。

今回、6月15日の小田原・早川港の魚市場ですが、
「ワカシ」が大量に安く販売されいてました。
ワカシがブリの子だと、お店の人から聞いて、私の昔の記憶がよみがえりました。

ブリの成魚は、この50年間とれなくなったものの、その幼魚は今でも相模湾を通っているんですね。
今でも回遊していっているんですね。絶無になったわけじゃなかったんですね。
20センチくらいの大きさですが、10匹で200円でしたから、2回も買いました。

昔が懐かしくなるように、今回は、刺身-焼き魚-煮つけと、ワカシ三昧でした。
昔の悪夢の記憶が、美味しいものが嫌というほど食べさせられるという事態が、今回もなりました。
漁師の人たちのせっかくの成果を、見過ごすのはもったいないことですから。
贅沢ですよね、ブリをたらふく食べれたなんて。

地元・早川のみかん仲間の間で、さっそく刺身を賞味しました。
するとその一人が、ぽつりとつぶやいてました。
「今は亡くなったおばあさんが言っていた。
農家は畑に行けば、何らかの収穫があるけれど、
漁師の場合は、大量の時もあれば、まったく漁獲が無い時もあるんだから。
自然の波があることを、その違いを、その全体を考えてあげるひつようがあると言っていた」と。

また別の人がいうには、

「うちはみかん農家だけど、それでも漁業権をもっている。(昔は早川も半魚半農だったということ)。
以前は小田原港(早川港)に500人くらはいた漁師だったけど、いまは100人くらいじゃないか」と。

とにかく、私などは、今回のワカシとの出会いによって、思いだしました。
今ではブリがほとんどとれなくなったこと。
昔と今とでは、その様相は大きく変わっているんだけど、
ブリは高い高級魚として、今では手が出なくなっちゃっていたけど。
しかし、少し形をかえた形で、今でも自然の流れが続いてきていること。
昔の栄華-ブリ三昧のころを思えば、今はそんな形ではないんですが、
それでも、今でもワカシという姿で、時にこの相模湾をも回遊していっている、
それは、自然のいとなみが、昔も今も続いている事態がしめされました。

だいたい自分の勝手な利益追求ばかりしている人間たちにたいして、
「それでも、ワカシとして今でもどっこい生きている」。
そのことは、かつての姿が変化した形ではありますが、
今でも自然のいとなみは続いていることを示してくれているんじゃないでしょうか。
それを理解して大切にするのか、それとも利益追求第一で対応するか。
根本的には、自然でしょうが、それでも人間のあり方が大きく問われているように思います。







Last updated  2021年06月19日 08時01分27秒
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