真鶴町議選の告示・黒岩のり子候補が出発
9月21日(火)、神奈川県・真鶴町の町議会議員選挙(定数10議席)が告示されました。
日本共産党から黒岩のり子候補が立ち、午前10時から選挙の出発式が行われました。
どうして、みかんの栽培ブログに、真鶴町議選・黒岩候補の出発を紹介するかというと。
神奈川県・真鶴町は、私などの生まれ故郷なんですね。
小田原の高校へ通うようになってから、実質的に真鶴を出てしまったんですが。
2000年に父が死去したんですが、その後、残された125坪・27本のみかん園ですが、
東京・八王子から真鶴の畑の草刈りに通うようになったんです。
左側の家と家の間、奥にあるのが、草刈りに通うみかん園です。
ようするに、黒岩さんが、今回、畑からほんのすぐ近くに事務所を構えたんですね。
そうした縁もあって、真鶴町には選挙権のない八王子市民の私ですが、
街のこうした政りごとに、齢70にして初めて参加しました。
だいたい日ごろ、町の人たちのために尽力されている黒岩候補のことですから、
それとなく風の便りで、頑張っているのが伝わってくるじゃないですか。
ですから、せめて選挙活動に出発する時くらいは、直に応援しようと思い立った次第です。
黒岩候補は、1、真鶴駅の通路の南側にもエレベーターの設置を
2、コロナ対策をさらにすすめる
3、核兵器禁止条約をさらにすすめる、
などを公約していました。
この第一声には、衆議院の神奈川17区の共産党・山田正候補も応援に来てくれていました。
彼とも、縁があるんです。
高校時代に一緒だったんですね。
彼はバスケット部の一人でした。私は水泳部だったんですが。
よもや50年余をへて、こんなところで、こんな形で再開をするとは、縁とは不思議なものですね。
私が暮らしていたころは、真鶴町は1万2000人くらいの人口があったんじゃないでしょうか。
今は、7000人くらいと、誰かが言ってました。
町は漁業、石材業、みかん、観光、それとベッドタウンの町ですが、
全国の流れと共通して、ここでも過疎化が進んでいるようです。
私も利用させてもらっていた食事処も、2軒がこの間に店じまいしました。
こんなきびしい時だからこそ、黒岩議員(候補)が存在しているのは、貴重なんです。
町民の暮らしと命をまもる、かけがえのない護民官なんです。
町の人というのは、近所や親せき、友人など、いろいろなしがらみがありますから、
なかなか町の表には出て来ないんです。支持を表にはしたがら無いんです。
だけど昨今の政治は、黙っていると、とんでもない方向に行こうとするじゃないですか。
平和や自由が大切だなんだとていってながら、じつは憲法を変えて戦争の出来る国にもってゆく。
コロナで命が脅かされているのに、公立病院を民営化して、ベッドを減らそうとしている。
桜を見る会や、森友・加計問題がこれだけ問われても、かばいあって真相を明かさない。
今政治はヌエ政治で、もっともそうな話で、その実はごまかしで、その実際は安倍・菅の自公政治に流し込んでいる。馬鹿にした話じゃないですか。
しかし、今回、9月8日に、四野党の共通政策がまとまったでしょう。
これを比べると、自公政治と、この野党の共通政策とでは、
赤と白、右と左、天と地、これまでの政治を転換する政策が、対照的な形がはっきりと掲げられました。
今、10月の総選挙で、日本は政治の本当に転換していく可能性が出てきたということです。
その野党の共同の要とも、下支えともなっている共産党です。
こうなると、日本の夜明けは、中央段階での政権合意、選挙協力と、
全国各地の地方政治の動向に、路地裏の力にかかってきているということです。
全国のどこの選挙でも、この関東平野の隅の方の真鶴町の選挙も、すべて関ヶ原の前哨戦です。
真鶴町の町民の良識がどの様な形で示されるか。否応なく、その結果が全国に注視されるところです。
しかし、私などは町から外に出て50年余となる浦島太郎ですから、大したことは出来ないんです。
そんな私にとって、黒岩さんの活動努力というのは、そんな私自身の願いの代行者なんですね。
その結果は、私自身でもあるんですね。これは確かなんです。
この真鶴町議選ですが、
午前10時の時点では、定数10議席に対して、4名の新人を含めた13名が立候補したというんです。
まだ、書類不備のため受付が受理されず、届け直そうとしている人もいるとのことでした。
まぁ、だれが、何人出ようとかまわないんですが、
だけどこの共産党・黒岩さんの議席だけは、手放しちゃならないと思うんですね。
前回は次点者との得票の差が30-40票だったそうです。
「黒岩さんは頑張ってきたから、大丈夫」などとの宣伝も他陣営から流されているはずですから、
最後まで頑張ってがんばって、真鶴町民の良識が広く結集できるようにしたいですね。
そこに、今の瞬間、日本の未来がかかっているわけです。
遠方より、私なども応援しています。