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カテゴリ:本棚で見つけたこの一冊
鰺坂真氏を追悼します 哲学者の鰺坂真氏が1月6日に亡くなられたとのこと。 「しんぶん赤旗」(1月10日付)に訃報が掲載されました。 その学習の中で、哲学者・鰺坂真氏が書いた作品が参考になっていたんです。 鰺坂真著『マルクス主義哲学の源流-ドイツ古典哲学の本質とその展開-』(学習の友社 1999年刊)ですが。 鰺坂真著『マルクス主義哲学の源流』(学習の友社)を読む | みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp) ヘーゲルから弁証法を学ぼうと知ると、『大論理学』と『小論理学』があるじゃないですか。これは『小論理学』を哲学者の数人がまとめられたものですが、なかなかの名著だと思うんですよ。というのはヘーゲルに関しては解説書はいろいろあると思うんですが、ヘーゲルの著作そのものにあたって、検討している著作というのは少ないと思うんです。あれこれのその人流の解釈を述べているものは沢山あるんですが、真摯にその著作そのものにあたって吟味した作品というのは少ないじゃないですか。この点で私などには「入門書」として参考になっているわけです。 2020年12月18日付のブログで、鰺坂真「ヘーゲル誕生250周年によせて」 もっと広い視野から、鰺坂氏の業績の全体像が、紹介されることを期待しているんですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2022年01月14日 13時28分38秒
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