憲法審査会での日本維新の会の発言
4月14日に衆議院の憲法審査会がひらかれました。
私は、その日は仕事があったんで、
翌日15日の新聞とフェイスブックの紹介で知ったんですが。
そこで日本維新の会の馬場、足立の二人の議員ですが、
二人が連携して、日本共産党に対して質問するとして難癖をつけていました。
その発言ですが。
「憲法に自衛隊を書きこめ」ということ、憲法を変えろと言ってるんですね。
その改悪案を正面から提起するとともに、
形の上では、憲法9条を守れという共産党にたいして「共産党はおかしい」と難癖をつけてるんですね。
そのやりとりの様子を、是非視聴してみてください。
衆議院インターネット審議中継 (shugiintv.go.jp)
この共産党に対する質問という形はとってますが、中身は学術的には難癖の類ですね。
真理を議論することで追究するものではなく、はじめからためにする議論なんですね。
自分たちのレッテルを相手に貼り付けようとしているんです。
しかもその中身というのは、国民の憲法の基本原則を否定しようとする攻撃なんですね。
「憲法に自衛隊を書きこめ」ということなんです。
「そのために今の憲法をかえろというのが私たちの主張です」と素直に言うんじゃなくて、
憲法9条を守ろうとする日本共産党にたいして、護憲の政治的な大黒柱の一つに対して、
何でも「共産党は悪い」といいさえすれば、
自分たちの特異な見解が、なにかもっともらしい印象を与えれるかのような、勝手な思い込みです。
こうしたやり方で、自分たちの憲法改定をすすめようとしている。
しかし、こうしたやり方というのは、まともな議会での議論を否定しようとするものですね。
議論をバカにするものです、反共の言動で護憲派を脅かそうとしているんです。
それにしても、こんな初歩もわきまえない議員が大手を振って闊歩しているというのは、日本の議会政治の汚点ですね。