志位和夫著『新・綱領教室』を読む
みかん農夫は、目下、甘夏の収穫や草刈りなどの連投でヘトヘトなんですが。
しかしそれでも「これは読んでおかなければならない」と、
必要さとともに、幾分かの義務感もあって、とにかく通読させてもらいました。

今、6月の参議院選挙を焦点にして、激しい綱引きが行われているじゃないですか。
私などは、みかんの収穫と販売、草刈りなどの自然が相手ですから、
直接にそうした綱引きを感ずることには疎いんですが。
しかしニュースや新聞をみていると、
ロシアのウクライナ侵略をきっかけとして、今、日本の政治が右カーブしている。
政府や国会では、軍事力を強化せよとか、憲法改悪へのすり合わせとか、核兵器を使えるようしようとかの声や動きも出ています。それは福祉や教育の予算を削って軍事費へということですね。
巷では、ロシアをつかった反共攻撃もおこなわれているでしょう。
一国民としての感覚からしたら、憲法の平和主義と民主主義が、今ほど大事にしていく必要性感じているんですが。国会ではそうした声は少数ですね。
こうした動きを感じさせられると、やはり参議院選挙が大事になってきてますね。
もしも自民・公明・維新などが伸びたら、その主張からして、日本は危険な方向にすすみますね。
ここで本当の民意を、しっかりとしめす必要があるわけです。
とにかく、そうした激しい政治的な綱引きが、今、展開されているわけです。
まぁ、農夫としては、できうることは限られているんですが。
この政府と国会の勝手な暴走を止めるに、
この参議院選挙において、憲法の平和主義、民主主義が、国民の暮らしを守る力が、民主主義的共同の力がしめせるように、そのため自分の頭をはっきり鮮明にしておくようにと。
それに役立ちそうな人士の著作ですが、しっかりあたっておくようにしたいと思ってます。
その一つとして、共産党志位委員長の『新・綱領教室』(新日本出版社 2022年4月15日刊行)でした。
なんで、今、私にとってこの本が必要なのか。
いろいろほかにも必要なものがある中で、なぜこの本が必要だったのか。
これから検討するところですが、やはり欠かせない一冊(上・下の二冊)です。