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みかんの木を育てる-四季の変化

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2022年07月22日
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カテゴリ:みかん栽培

​みかん園の草取り​

関東は、今日あたりが本格的な夏への転換点になったようです。
今年の夏は、季節の変化が、いつもとは違いますね。
早々と6月27日には、早くも梅雨明けしてしまう。
その後に、猛暑と梅雨のような雨の入れ替わりの天気が続きました。

みかん農夫にとって、梅雨が明ける前に草取りと施肥をしなければならないわけですが。
炎天下の草取りは過酷だし、雨が降っては草取りは出来ないじゃないですか。
そのすき間を縫って、みかんの木の樹冠下の草取りと施肥をしてきたんですが。

これは、作業に入る前の木です。



「作業の前」といっても、これでも木の周りについては、草刈りを何度もしてあるんです。

しかし、みかん農家の方のアドバイスによると、

「これじゃぁ、樹冠下の草取りが甘い。
これで元肥を施肥しても、雑草に肥料をやるようなものだ。
樹冠下の草取りを、もっと徹底してやらなければ、
雑草がすぐに復活してくるから、いたちごっこになる」と。


わたしなども、いたちごっこを強いられているとは思っていたんですが、
何本も木があるから、面的に草刈りをしなければならないじゃないですか。
アドバイスを受けて、面的な草刈りから、1本ずつ草取り施肥を徹底するように変えました。

その結果が、今回のこの木にたいする草取り施肥です。
以前の状態との違いが分かりますか。



樹冠下の雑草を、カマをつかって、根っ子からとったんです。
その上で元肥の配合肥料を施肥したんです。

こうしておけば、雑草が復活してくるまでに、しばらくは時間が稼げるというんですね。
これを順次広げていくようにすれば、
イタチごっこの草刈りで、ヘトヘトになるのを減らすことが出来るということです。

さて、問題は、この木の草取り作業に、20分くらいはかかるんですよ。
せめて今年が、表年の木くらいはしたいと思うんですが、
この暑さでは、1時間集中したら、休まないと熱中症になります。
くたびれてくると、草取りも時間がかかるようになります。
さらに、もっと大きな木もありますから、
1回で2-3本を片付けるということですが。

まだまだ対象となる表年の木だけでも、7本くらいはあるわけです。
裏年の木は、雑草やつる草に巻き付かれています。

それなのに、梅雨が明けちゃったというわけで、
これからはますますの炎天下の天気となるわけです。
肥料を撒いても、カラカラで木はせっかくの肥料を吸収しにくくなるわけです。

でもしょうがないですね。
過酷な労働ですから、自分の体と相談して、無理をきたさぬようにして。
こんな作業ですから、他の誰れに対しても、SOSなど発信できないわけです。
いうだけ野暮だし、その人が倒れでもしたら、なにも出来ないわけですから。

みかん農家というのは、収穫の喜びを手にするためには、
こうした、地道な苦労を重ねているというわけです。

「農家の代表」とする政治家に、
この苦労を1時間でも体験させたいですね。

そうすれば、『農産物を輸出すればよい』なんて馬鹿な話は出てきっこないんですが。
本当に、何が問題で、どこから変えたらよいのか、
今度の参院選を見ても、ますます真剣に探る必要を感じさせられます。






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Last updated  2022年07月22日 19時45分11秒
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