みかんの木を育てる-四季の変化

2023/04/23(日)09:47

八王子市議会選挙をとおして、市民委員等候補者に登録しました

政治(329)

​八王子市の市民委員候補者への登録​今日は、いっせい地方選挙後半戦-八王子市議会議員選挙の投票日です。 この市議選をとおして、私など認識に一つ変化がありました。市議選告示の4月16日の2日前付で、八王子市の総合経営部広聴課から「お願い」が届きました。 はじめて知ったんですが、 八王子市では無作為に選んだ人に、八王子市の市政に参加する機会の少なかった方々のご意見も広く市政に反映していくことを目的に公報で呼びかけての募集方法に加えて、個別に声かけをするようにしている、とのことなんです。 4月14日ころ、便りをもらった頃は、『なんだ、こりゃぁ。こっちは忙しいんだ』と、 廃棄するつもりでいたんですが。一週間の八王子市議会議員選挙に、本日がその投票日ですが、参加しているうちに、認識が変わってきました。一つは、広い八王子市の東側のもっともはずれの地に暮らしていて、税金はとられても、具体的な行政のお決まりのサービス以外には、行政の存在が感じられていなかったんですね。要望しても無視されるし、言うだけ野暮だといった経験則だったんですね。 ところが、そんななかでこの市議会議員選挙です。 望月しょうへい市議とのつながりをもっていることで、八王子市議会や市政のことが、少しですが私などにも具体的に見えてくるじゃないですか。もちろん限られた情報であり、つながりですよ。しかし、29歳の若い市議は、一生懸命に市民と市政をつなごうとしてることは間違いないじゃないですか。 市政の「疎外」は、行政のあり方の問題もありますし、私などのあきらめからの努力を放棄しているような姿勢にも原因があると、そんな思いを感ずるようになったんですね。 もう一つは、たまたまなんですが、『民主主義のミカタ』(宇野重規・岸本聡子著 東京新聞刊 2023年3月31日)という本を読んだんです。政治への疎外感ということが、私などが感じていたことが、今の日本社会にとって世界にとっても大きな問題としてある。そうした状況がここでも大きく語られていたんですね。 しかも、187票の差で杉並区の区長に任につくことになった岸本さんと、政治学者として菅政権にきらわれて学術会議名簿から外された宇野教授との対談です。どの様に「政治の疎外」問題はあるのか、同時にそうした「政治の疎外」を乗り越えていくためにはどのような努力が必要なのか。問題の所在や広がり、それを乗り越えていくためのヒントと試み。 この対談と八王子市議会選挙で感じていた問題と、二重写しに重なって来るじゃないですか。 それで、この八王子市からの依頼書です。 ゴミ屋敷の廃棄物の束の中から再び見つけ出したんです。 返事の締め切りが4月28日でしたから、セーフです。その中身は分からないんですよ。 「タウンミーティング」的なものじゃないかとおもっているんですけど、私などには具体的なことは分かりません。未知数の依頼書なんですが。 しかし、中身は分からないんですが、分からないなりにも、私などに出来うる努力をさぐってみようと。 いま、返信をポストに投函してきたところです。 私などの中で、この市議会議員選挙をとおして、 「じゃまじゃま、こっちは今忙しいんだ」として捨ておいていたことが、 「なんだかわからないけど、私なりにさぐってみようか」と、 少しですが、意識が変化したということです。

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