東京の農業を再認識
江戸時代までは、国民の8割が農民だったそうです。
いまは、その比率はどのくらいでしょうか。
国民が生きていくために欠かせない食べもの、
農家がそれを提供しているわけですが、その価値が軽視されてきた。
農林水産大臣の「コメはかったことがない」、これがあらためて突きつけました。
日本全国の農家の、江戸時代からの歴史的な流れ、
東京の農家というのは、その動向を集中的にしめしていると思います。
次の写真は、東京町田市にあの畑の一角です。

畑の隅には、みかんの木が植えられていました。

この東京の町田で、みかん栽培をして見たい-そんな農家の意向あったんです。
多摩ニュータウンに住む私は、小田原のみかん園まで遠距離農夫として通っています。
しかし、私などの住まいから車で15分位の近くのところで、そんな希望があったんですね。
農業といえば、お米作りであり、野菜作りです。
柑橘などの果物づくりというのは、その次くらいでしょうか。
いま、畑に隣接した原野の草木を払って、
来年にみかん畑をつくるために、その準備を始めています。
農業は、工業生産と違って、すぐには作物は出来ないんです。
政権をあずかる政治家は、それだけの見通しと責任ある政策を示さなければならないんです。
むかしの政治家と、今の場当たり的で無責任な政治家とのちがい、
農家の苦悩は、そこにも要因があると思います。
以上は、朝でしたが
この、その続きは夕方です
町田の畑づくりで、草刈りにいってきました。
真夏日のような快晴の天気だったので、早々に切り上げましたが。

草刈りが少し進んで、予定地が少し広がったのがわかるでしょうか。
これだけで汗びっしょりでした。
しかし問題はここからです。
東京は都議会議員選挙の告示が6月13日(木)と、6日後に近づています。
街角には、公設掲示板が設置されてます。
今、問われています
農家にとって、いや東京の農業にとって、
この東京都議会選挙と参議院選挙を、自らの要求実現にとって、どう臨むべきか、問われています。
そうした時に、

「農民連」からチラシをもらいました。
東京の農家にとって、また農業を問題意識にもつ消費者・都民にとって、
このチラシは、根本的に東京の農業が今、直面している要求を提起しています。
それは、今、東京の農業が置かれている事態からして、農業の要求の焦点はどうなっているか、
東京の農業が、これからその存在にふさわしく、活気を取り戻すためには、
いま、東京都政の場で、どの様な取り組みが焦点となっているか、その紹介と提起がされてます。
この東京農業の要求を、真摯に取り上げてくれる政治力を大きくしたいと思います。