東京都議会議員選挙、何が問題か
6月13日(金)、いよいよ東京都議選がはじまりました。
広い八王子の片隅ですから、選挙がおこなわれているのは、公設掲示板で知るくらいですから、
静かな団地ですから、いろいろとアンテナをはるよう努力しています。
一、新聞には、各党の党首の演説が紹介されてます
それぞれの党が、参議院選挙も見据えて、この東京都議選を重視していることが、うかがえます。

ただ、その重要さは感じても、肝腎の中身ですが、
それぞれの公約とその訴えている中身というのは、よく判りません。
なぜなら、チラシ一つにしても、一見するだけでは、謎ものとなっているからです。
二、選挙で何が問題かが、わかりにくい
はてさて、このチラシは、誰のものでしょう?
まるでクイズです。

選挙期間に入るとそのチラシには、候補者の名前も写真も掲載しちゃダメだとの規則だそうです。
ちょっと見たんでは、だれのチラシかわかりません。
いったい、だれが、いつから、こんな規則を作ったんですかね。
連想ゲームのチラシです。
私などは、告示以前のチラシをとってあったんで判るんですが。

人と政策を知るのか大切な選挙だというのに、
こんなバカな規制を決めた人たちに、その言い分を聞いてみたいんですが。
それは後で、その事実経過を確かめてみます。ひどいものです。
いま、選挙の中ですから、この制約の下であっても、政党の候補者の政策を探ります。
三、私などの都政への要求はいろいろありますが、その一つは、
シルバーパスをモノレールにも適用できるようにしてほしい、こと。
私など歳をとってくると、病院などでは待ち時間がかかりますから、安心して診療を受けるためには、シルバーパスが大事なんです。
多摩地域は、都心と違って交通が網が荒いんです。手段は都営地下鉄もなく、バスしかないんです。
それなのに、2万510円でパスを買えなんて、ひどいでしょう。
今回、1万2千円に、4割の値下げをされたのは結構なことですが、まだ高いでしょう。
革新都政時代には、「敬老パス」として、無料の制度だったんですから。
石原都政になって、それが全面有料化がされた。自民党や公明党の賛成によって。


最近まで、2017年6月、2018年3月、2020年12月、2023年9月、2024年12月と、ここで示されているだけでも、都民の請願や値下げをもとめた条例案ですが、これを、自民党、公明党、都民ファーストは、五回も否決してきたんですよ。
どっかの党のように「福祉すすめて、それを全国に波及させてきた」なんて言えるような事実経過じゃないですね。
小池知事も曖昧です。
今回、12000円に値下げを決めたのは結構なことですが、去年の2024年7月の都知事選挙では、「多摩モノレールをシルバーパスの対象に」との公約を掲げたんですよ。もっと12000円は、たまにバスを利用する身にとっては高すぎる。これをもっと安く1000円にしてほしい。そしてモノレールにも適用できるように、公約したことを、さっさと実行してほしいですね。モノレールは多摩地域の南北の地域をつなぐ幹線交通ですから。
だけど、これを実現するためには、この都議会議員選挙が大切です
この主張を掲げる都議会議員が、この選挙で躍進して、増えないと実現しません。
この間のように、小池知事は「検討します」でお茶を濁して、噴水には熱心でも、都民の求める要求は、そして自らの公約であったはずのものでも、その声が小さいと、ズルズルと棚上げにしちゃう。この間のそうした経過がありますから。
ディスカバー・東京都政の8日間です
都議会議員選挙は、都民が自身の要求を明確にする機会です。
今回は、私などはシルバーパス問題でしたが、その他にも沢山の東京都政への要求があると思います。私たちの暮らしが、国民健康保険もそうですが、いろいろ都政に関わってます。これから8日間、さらに探ります。
そして、根本は、私たちが自らの要求を実現するには、この都議会選挙で、しっかりした代表を選ぶこと、ここにかかっているということです。