みかん農夫の1月の課題
本日、東京多摩市の永山商店会で、定例の土曜みかん朝市を開催しました。

みかん農夫の現在の状況ですが。
1月14日に、小田原の温州みかんの収穫が終わりました。
10月8日の早生みかんの収穫に始まったみかんの収穫でしたが、
箱根おろしの冷気が本格化する前の、12月の末までに、
農家のみなさんは収穫を終えて小屋に収納しています。
冷気にあたるとみかんが、姿も味も劣化してしまうんですね。
ヒヨドリと冷気との競争でもあるんですね。

当方の場合、援農者の力も借りて、必死になって収穫したんです。
収穫が遅れると、ヒヨドリが集まってきますから。
12月の収穫ですが、
第一週が11コンテナ、第二週が23コンテナ、第三週が21コンテナ、
第四週が22コンテナ。
1コンテナには20キロが入りますから、したがって、12月に77コンテナ=1540キロを収穫しました。
1キロ袋にして1540袋ですが、これが12月に収穫された。
ふつうの農家は、12月中にみかん小屋に取り込んでおき、この1月以降にJA(農協)に、その決まった出荷日にだしていきます。
しかし当方の場合は、無農薬ですからJAでは規格落ちでして、農協では扱ってもらえません。
そのため、自分の力で購入してくれる人を見つけださなければなりません。
この違いがあるんです。
東京へみかんを運んで、団地の商店会の朝市で販売するのも、そのためでもあるんです。
しかし、朝市では、そのみかんは「味が濃いね」「美味しいね」「安いね」と、住人に好評なんですよ。
実際に味見をしてもらって、納得して購入してもらっています。
それはそうなんですよ、樹上で完熟したみかんですから、鮮度もありますから、当然なんです。
みかんの収穫を終えた今下の課題ですが。
ここからが、もう一山、越えなければならない問題があるんです。
「命がけの飛躍」の問題です。
この大量のみかんですが、まわりのあちこちに置いてあるみかんですが、
この大量のみかんを、その美味しいうちに、どうやって販売するかです。
私の場合、みかん小屋なんてありませんから、もっか家じゅうがみかんだらけです。
しかもそのみかんは、その販売は、そのおいしさは、この1-2月が勝負なんです。
ここで売らなければ、一年間の苦労はいったい何だったんだ、ということになります。
しかも今回は、そうした中で、1月10日「衆議院を解散する」との政治が動きだしました。
なかには、「みかんを買ってくれだ、何言ってんだ、今はそれどころじゃないよ」
といった人もでてくるんです。当然ですが。
だけど庶民の方は寛大ですから、助かってます。
もちろん、政治も選挙も大事なんです。
農業政策の在り方が、その選択が、問われるんですから。
国民とともに、農家とっても、その未来が、この選択にかかっています。
だいたい口先は調子が良くても、無内容で、実際は農家の首を絞めるような農政を進めている連中が大勢いますから。
私などは、だまされるわけにはいかないんです。
さぁ、総選挙です。
みかん農家の未来を開く責任ある農業政策は、今の中でどこにあるのか。
どの勢力がのびたら、農家と国民にとって、未来が開けるのか、問われています。
さぁ、どうするんだ。
同時に、みかんの販売があります。
みかんは生ものです、美味しいうちに消費者の手に届けなければならない、これも絶対です。
2月の上旬までには、消費者の手元に届けなければならないわけです。
手元には大量の収穫したみかんがありますから、
これをどうやって、1,2月のうちに販売しきるのか。
さぁ、どうするんだ。
この二つが、集中的に問われている1,2月となっています。