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みかんの木を育てる-四季の変化

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富士山、相模の自然、真鶴

2021年11月29日
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​富士山とみかん​

11月27日(土)は朝市のあと、小田原のみかん園行きでした。
みかんの成熟が、このところの陽気で急速に進みだしているからです。
これからは、これまで週に一回だった収穫を、週に二回ペースにアップしていきます。

今回、その途中で、富士山ですが。
いつもは雲に隠されているんですが、珍しく今回は鮮明に見えました。
午後3時、平塚から見えた富士山です。



さらに走って、午後3時15分、小田原パーキングエリアから見えた富士山です。

雪が宝永火口の上まで降りてきています。



下界が寒くなるのもうなずけます。
みかん園も、朝見ると地面は霜で白くなっています。

朝晩の冷え込みと、昼間の快晴、これがみかんの成熟がすすむ条件です。
次の写真は、温州みかんの「大津」です。



みかんの収穫は、早生から大津に移りました。
今回で早生みかんの収穫は、今回で終了したんですが。

その早生みかんを収穫していたら、ヒヨドリが「ピーッ、ピーッ」と鳴き騒いでいたんです。
そのヒヨドリがにぎやかに鳴き騒いでいた木がこの木あたりだったんです。



近づいて見たら、ヒヨドリがつっいた痕ですが、あちこちのみかんにありました。
ヒヨドリが、「この木が、今が収穫時だよ」って教えてくれていたんです。
こちらの収穫作業が遅れれば、ヒヨドりたちの饗宴の場になります。

10日前にはイノシシがみかんを食い荒らしていたんですが、
畑の周りの柵を補強して、イノシシの侵入口を塞いだんで、今のところは加害はストップしています。

下からはイノシシが、上からはヒヨドリが、
熟して美味しくなったみかんを狙っています。
彼らはたいへんグルメでして、美味しく熟したみかんのある場所をよく知っているんです。
後手になると、食べかすだけれにされてしまいます。
もっとも、その騒ぎや痕をヒントにして、私などは、収穫するするような状況なんですが。

今、みかん園は、イノシシやヒヨドリが採るのか、それとも人が採るのか、
美味しく熟したみかんをどちらがとるか、
その取り合いの競争が始まっている次第です。
週に一回の収穫を、二回に引き上げたのは、そうした事情でもあります。







Last updated  2021年11月29日 20時52分09秒
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2021年10月01日

​核兵器禁止で真鶴町議会の経験学習会​

3カ月ほど前ですが、6月4日に、神奈川県・真鶴町議会は、核兵器禁止条約の批准をもとめる国への意見書を採択しました。
私などは、「しんぶん赤旗」の6月16日付新聞記事で、それを知ったんですが。

町の人口は、7,000人余人とのことですが、意見書の採択を求める署名が、その1割強の893筆が集められたというんです。6月4日の総務委員会でそれが審議されて、6月4日の本会議で賛成6、反対4で可決され、国・政府に意見書が送られたそうです。

この平和・署名活動の中心者の一人・青木智子さんより、9月28日にこの真鶴町での経験をきく学習会が、小田原にてありました。



私は今回初めて青木智子さんという方を知ったんですが。

配布された資料ですが、後から読んで、少しですが分かりました。
青木智子さんという方は、お父さんを知らないんですね。
身重な奥さんを残して、お父さんは先の戦争に出征して亡くなっているんです。
ですから、平和に逆行するような動きにたいしては、大きな怒りをもっておられるんですね。
だれしも平和への願いをもっていると思うんですが、人一倍切実に感じて、
関東平野の片隅の、この小さな町で平和展を続けて来られていたんですね。
私などは全く知らなかったんですが、
1980年代から真鶴町で「母と子の平和展」などを続けて来られたんですね。

その青木さんが、昨今の、被爆国の日本の政府が、核兵器禁止条約に対して、
先頭に立って世界に呼びかけるんじゃなくて、

逆に、あれこれ理屈をつけて後ろ向きでごまかし、戦争が出来る国に変えようとしている。
この動きに対して、新たな怒りを燃やしてるんですね。

青木さん曰く『真鶴というところは、共産党アレルギーが少ない』というんです。
私などからしたら、青木さんたちの良識ある説得とバイタリティーある行動が、多くの町民の心を揺り動かしているんであって、ふつうには他のまちとそれほど変わるものじゃないと思うんですが。

しかし、とにかく、すごいですね。
7000人余の人口のまちなんですが、そこで短期間に893人の人たちの署名を集めた。
町議会議員11名(今回から10名)の中には、「国や県からのしばりがあるから賛成できない」などとの議員もいたそうで、やはりいろいろ意見もあったとおもいますが、とにかく議論を尽くして、賛成6人、反対4人で意見書は採択されたというんです。

つい数日前の9月26日に真鶴町議会議員選挙が行われたばかりですが、この学習会には紹介議員の一人となった日本共産党の黒岩のり子議員も参加しておられました。共産党を看板にして、コツコツと頑張っているというのも、これもたいしたものだと思うんですが。

まぁ、私などは、これまでの真鶴は、みかん畑の草刈りに時たま来るだけで、雑草だけが相手だったんですね。こうした真鶴町の中での動きというのは、50年前から同窓生数人しか交流がなかったんです。しかも多くは町を出ちゃってますから、町のことはまったく知らなかったんですね。




しかし、これはなかなか希望ある話じゃないですか。
私などの経験主義では、縦横、親戚縁者、隣近所、あれこれのしがらみや気遣いから、なかなか政治的なことには、表立った動きをしないというのが真鶴の人たちと思っていたんですが。


しかし、今回は、「核兵器は禁止しろ、条約にくくわれ、国はその先頭にたて」との署名に、1割強の人が応じてくれた。そして、町議会も議論を尽くして意見書を採択した。
これは当たり前のことようですが、そうじゃありません。関東の片田舎の真鶴町がそんな決議をしたというのは、やはり一つの良識がしめされたということですね。私などは50年の浦島太郎ですから、その先入観、ふるい経験則なんですが、これもこれらの現実の動きに即して、見直さなくちゃぁならないようです。せっかく草刈りに来ているんだから、草を相手にしていただけじゃぁ、この人生がもったいないということです。

この学習会に参加して、そんな町の現実を、ほんの少しですが、ほほえましい現実を、学ばしてもらった次第です。








Last updated  2021年10月01日 19時02分29秒
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2021年09月21日

​9月20日の月と、21日の日の出​

小田原の石垣山からみた月と、日の出です。
月の写真はピンボケですが、午後7時30分くらいのもの。



次は、9月21日午前5時38分くらい、日の出です。



程なく雲の中から太陽が出て来たら、
あたりは明るくなりました。










Last updated  2021年09月21日 21時26分25秒
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2021年09月10日

​相模湾の海の幸​

9月9日(木)の小田原のみかん園は雨。
雨が降っては、草木も濡れていては畑仕事は無理です。
それで、小田原(早川)港へ出かけました。

山仕事と違って、海の幸は雨の天気にもかかわらず何がとれるかわかりません。
それは、何も獲れないこともあのますが、逆に何かしら獲れることもあるからです。
獲れる時もあれば、何もない時もある。
雨が災いする農夫と違って、漁業は天気は悪くてもそれでも幸することもあるんですね。
そこが、農夫と漁師との大きな違いです。
小田原・早川は、みかんの山の幸にくわえて、海の幸も豊かなんです。

今回の早川港ですが、
海の恵みの第一は、ムロアジでした。



鰺と言っても、鰺にもいろいろな種類があるんですね。

相模湾は外洋に接してますし、深海にも接していて、
東京から1-2時間の近郊にありながら、魚種がたいへん豊かなんだそうです。



カマスもありました。



一番は、カツオなんですが。
カツオの刺身なんて、最高なんですが。
残念ながら、人間の一人の胃袋では、これはとても食べきれません。



カツオといえば、土佐の1本釣りが有名ですが。
昔は、小田原もたくさんのカツオが獲れたんださうです。
今でも、小田原の海岸の通りには、かまぼこ屋さんの並びに、鰹節づくりの老舗があります。

魚の回遊も、自然条件の変化によって、敏感に変化しているんですね。
今から60年くらい前には、みかん園のある真鶴町岩でも、寒ブリで大漁旗が立ったんですよ。
遠い記憶としては、ブリを、朝、昼、晩と、それが2日も3日も、だされました。
刺身だ、やれ煮つけだ、やれ塩焼きだ、と嫌というほど食べさせられたこともありました。
大きなぶりまるごとが、1200円とか、1500円とかだったんです。
(もちろん、今とは貨幣価値が違いますが)

今では遠い記憶の世界となりました。
信じがたいでしょうが、私などの、本当にあった懐かしい思い出です。

そして、多少形をかえてはいますが、今でも相模湾の恵みを味わえる次第です。







Last updated  2021年09月10日 18時26分39秒
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2021年08月13日

​富士山と野焼きは火がつかず​

8月10日(火)の富士山です。
小田原厚木道路の小田原サービスエリアから見たものですが。



天気は快晴なんですが、頂上は雲に隠れて見えません。
台風の余波で、後からきくと、この日の朝方は雨が降ったんだそうです。

今回のみかん園の作業は、これまでに伐採した切り枝を野焼きして、
そのあと、遅れている草刈りを実施するのが予定でしたが。

野焼を6回も挑戦したんですが、
ほどなく火が消えてしまって、とうとう今後に持ち越しということになりました。

確かに焚き付け用の紙類や枯れ葉は、瞬間的には燃えるんですが、
それ以上には火は燃え広がらずに、消えちゃいました。



梅雨入り前に野焼きした時は、だいたい燃え広がってその都度完了してくたんですが、
この時期は、依然と違って、切り枝も全体的に多くの湿気を含んでいます。

また、一見枯れていそうなつる草ですが、樹皮の下の心の方はみずみずしいんですね。
何度も挑戦しましたが、そうそう簡単には、燃え広がってくれないんです。



結局、6回も挑戦したんですが、その結果はご覧の通りで、
元の状態のままです。
仕方ないので、今回は野焼きを断念しました。
少し時間をおいて、切り枝がよく乾燥したから野焼きすることにしました。

この野焼き作業に手を取られてしまったこともあり、みかん園の草刈りが遅れています。
台風の余波の雨も、かなり降っていますから、
みかん園の雑草の方は、すごい繁茂なんです。
何回か草刈りしてきたんですが、これまでの努力はどこへやら、
今や、人の背丈くらいの高さに、繁茂してしまっています。

この時期は一番暑い時期ですから、熱中症の危険もあり、無理は出来ないんですが、
1日に4着くらいの着替えが必要になります。

とにかく、最後の草刈りにしたいのですが、
みかんが目立ちだす9月までに、みかん園の全体を再度草刈りします。







Last updated  2021年08月13日 13時51分49秒
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2021年08月06日

​相模湾の幸-サバ​

8月5日の小田原港の魚市場ですが、



今回はサバです。一匹が500円でした。

一匹を4枚におろしてもらって、
持ち帰って、半分を焼き魚にして、半分を煮つけにしました。

相模湾は魚種が豊かなんで、毎回何らかのおすすめ品があります。
遠路はるばる東京からみかん畑の仕事を手伝いに来てくれた人については、
畑仕事や昼休みの合間に、魚市場をまわるようにしています。

山の幸とともに、海の幸を味わってもらう、
それが早川まで来ていただいた方には、
同時に、ご家族へも魅力的な何らかのプレゼントがあるわけです。







Last updated  2021年08月06日 23時18分01秒
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2021年07月30日

​ワカシと正子(マサゴ)​

7月29日、小田原港の魚市場で、相模湾の海の幸を見つけました。
1.ワカシと、2.正子(マサゴ)です。

ワカシはブリの子ども、正子(マサゴ)はカンパチの子どもだそうです。



私の出身は真鶴ですから、海の近くに生またものの、
魚については、出されてくるものを食べるだけしか知らなかったんですが。

60年前の小学校の友達には、1人-2人は漁師の出身者もいるんですが、
今はお互いに遠くなり、漁業について話すことは出来ないんです。

20年前からみかんが縁で、真鶴・小田原へ、再び足を運ぶようになったんですが、
それはただひたすらに、みかん畑の草刈り仕事という難行苦行だったんですが。

最近ふとしたきっかけで、早川港へ立ち寄るようになりました。
真鶴の海の幸の食事処が、昨年、店じまいしちゃったからなんですが。
それがきっかけで、小田原(早川)の魚市場をのぞくようになったんです。
あらためて、そうして小田原(早川)の魚市場をみたら、これが面白いんです。

近年では、早川港というのは、相模湾の海の幸が集まってくるところになっていたんですね。
60年前には、寒ブリの大漁旗を立てた、その遠い記憶があるんですが、
近年では、「あれからニシンはどこへ行ったやら・・・」だったんですが。
なんとワカシが、ブリの子どもですが、今でも相模湾を回遊しているんですね。
昔のなつかしい世界が、すこし形をかえて、今の姿としてあったんです。

そんなことで、これからは、みかんという山の幸の紹介だけでなく、
相模湾の海の幸のいろいろについても、紹介していくことにします。







Last updated  2021年07月30日 18時41分14秒
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2021年07月23日

​熱中症の回避が最重要でした​

当方は、週の半分を真鶴と小田原へみかん作業に行っています。
今回も、7月20日(火)から23日(金)まで、行ってきました。

梅雨の期間中は、富士山は見えなかったんですが、
7月20日(火)の16時33分に平塚を通った時に、富士山が久しぶりに見えました。



さらに走って、16時47分、今度は小田原サービスエリアからの富士山です。



夕方だから、陽は和らいでいますが、
この天気だと、日中に表仕事をするのは、熱中症の危険と隣り合わせになります。
梅雨の長雨のあとの、この炎天下では、表仕事をする人にとっては、残酷なことになります。

ということで、今回の真鶴のみかん園へ行ったのは、翌日の午前6時でした。
陽が強くなる前に一仕事です。



今回の真鶴園の作業ですが、朝も早かったので草刈りはしません。
早朝から、けたたましいエンジン音を鳴らすわけにはいきませんから。
剪定したことで山積みされていた切り枝を、結束して小田原へ搬送しました。
真鶴のみかん園は、街中にあるため野焼きが出来ないんですね。
ということで、今回の真鶴園は午前6-7時の切り枝の片づけでした。

小田原・石垣山のみかん園にもどってからは、草刈り作業でした。

さて、今回は遠路東京から、このくそ暑い中をみかん作業の支援に来てくれた人がいました。
みかん園の周辺は、雑木林が広がっています。
ここだって元はみかん畑だったんですが、
今の農家の実情は、みかん畑のすべてを管理しきれなくなっていんです。
働き手が高齢化すれば、若いころに管理していた畑に手が及ばなくなるのは、仕方ありません。

みかん園の周辺に広がった雑木林は、イノシシの生活圏になっていて、
そのイノシシは、みかん畑から野菜畑まで、ありとあらゆる作物を荒らしまわっています。
今回の作業の一つは、この雑木の手前の一本を切り倒すことでした。
イノシシだって、草木が切り開かれた場所には、やはり出没しにくくなるんですね。



この木も鳥が運んできた種から大きくなったもので、
切った後に年輪を見てみると、樹齢20-30年といったところでした。
20年くらいで、こんな太い木になっちゃうんですね。

私などの技では、こんな太い木を切るのは容易ではありません。
今回支援に来ていただいた方は、そのいでたちから見ても分かる通り、プロ級の技の持ち主なんです。



この作業を、まわりの草刈りも含めて、1時間足らずで片付けてくれました。
園主さんたちにとっては、長年の頭痛の種だった雑木でしたが、
それが綺麗に伐採され、片付いたわけです。

本来のみかん畑の草刈り仕事の方は、未だ広大な面積が残っているんですが、
それは、私などでも、ボチボチと進めていけるんですが、
こうした巨木の伐採については、その道のベテランの力をかりないとすすみません。
その懸案だったことの一つが、今回片付いたということです。

この炎天下に日々に入りましたが、
まだまだ、やらなければならない草刈りは、わんさと残っているわけですが、
それでも、今回、みかん園の周辺整備の一歩が、支援者の力ですすんだということです。

とにかく、できうることから一歩一歩進めていくしか、それしかないんですね。







Last updated  2021年07月23日 14時21分39秒
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2021年07月04日

​熱海・伊豆山 お見舞い​

昨日・7月3日、熱海の伊豆山で発生した土石流の災害。
まだ、雨も続いていますから、今でも災害は続いていると思います。

大変な事態にあわれている方々に、お見舞い申し上げます。

私などは伊豆山の地は、8年前になりますが、同窓会で案内した場所の一つなんです。
源頼朝の伊豆山神社、走り湯を案内しました。
旅の当日やその下調べのため、何回かその地を行き来していますから、
だいたいですが、あたりの地形も記憶しているんです。



いろいろもてなしも受けたんです。
だからなおのこと、お見舞いするんですが。

その土地柄を知ることも、何かの役に立てばということで、
その時の伊豆山神社と走り湯のブログを紹介します。

「伊豆の旅」の準備2、熱海の伊豆山神社 | みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

「伊豆の旅」の準備、1.伊豆山温泉の走り湯です | みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

「伊豆の旅」の帰り道に、「走り湯」でひと風呂あびる | みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

歴史的な土地柄なんですね。
とにかく、被害にあっている皆さんにお見舞い申し上げます。











Last updated  2021年07月04日 17時23分28秒
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2021年06月18日

​「ワカシ」の名を初めて知りました​

神奈川県小田原の早川港魚市場で、6月15日のこと。
「ワカシ」という名の魚を、そこではじめて知りました。



ワカシ、それはブリのこどもの名前だというんですが。
それは私には初めて聞く名でしたから、
帰宅してから調べてみました。

すると、確かにありました。

-稚魚(10cm未満)20cm未満30cm未満40cm未満60cm未満70cm未満80cm未満80cm以上
関東ワカシワカシ・イナダイナダワラサワラサブリ
関西ワカナワカナ、ツバスツバスハマチメジロメジロブリ
北陸ツバス、ツバイソツバスコズクラ、コゾクラハマチフクラギガンド、ガンドブリブリブリ


ブリという魚は、「出世魚」ともいわれるくらいに、その生育していく過程で様々な名前があるんですね。ハマチ、イナダ、サワラくらいは知っていたんですが。
それぞれの地域によって、方言の様に呼び名が違うこともあるようです。
「ワカシ」というのは、関東方面で30センチ未満の時に呼ばれている名前のようです。
こんなことは、今回初めて知りました。

ブリは、私にとっては懐かしい魚で、今では縁の遠くなった魚なんですが。
今から50年以上前になりますが、
私の生まれた神奈川県真鶴町岩では、寒ブリがたくさんとれたんです。

その頃の記憶ですが、引いてくる母船には大漁旗が掲げられていて、なわで引かれてくる後の6-7艘の船はブリ満載して船べりは海面ギリギリで沈没しそうなくらいで、それらの後には白い泡を引いていました。

ブリ一匹が1200円から1500円くらいだったと思います。
それから数日間は、刺身、塩焼き、煮つけと、毎日毎日いやになるほどのブリ料理がつつきました。
私などの50年以上前のぶりに関しての記憶ですが。

その後、1970年の二十歳くらいからあとでは、この50年間はそんなことはさっぱりだったんです。
「あれからニシンはどこへ行ったやら・・」、しゃがれた歌のとおり、
個人的な記憶だけにしかない、個人の勝手な空想的な世界の様になっていたんですが。

今回、6月15日の小田原・早川港の魚市場ですが、
「ワカシ」が大量に安く販売されいてました。
ワカシがブリの子だと、お店の人から聞いて、私の昔の記憶がよみがえりました。

ブリの成魚は、この50年間とれなくなったものの、その幼魚は今でも相模湾を通っているんですね。
今でも回遊していっているんですね。絶無になったわけじゃなかったんですね。
20センチくらいの大きさですが、10匹で200円でしたから、2回も買いました。

昔が懐かしくなるように、今回は、刺身-焼き魚-煮つけと、ワカシ三昧でした。
昔の悪夢の記憶が、美味しいものが嫌というほど食べさせられるという事態が、今回もなりました。
漁師の人たちのせっかくの成果を、見過ごすのはもったいないことですから。
贅沢ですよね、ブリをたらふく食べれたなんて。

地元・早川のみかん仲間の間で、さっそく刺身を賞味しました。
するとその一人が、ぽつりとつぶやいてました。
「今は亡くなったおばあさんが言っていた。
農家は畑に行けば、何らかの収穫があるけれど、
漁師の場合は、大量の時もあれば、まったく漁獲が無い時もあるんだから。
自然の波があることを、その違いを、その全体を考えてあげるひつようがあると言っていた」と。

また別の人がいうには、

「うちはみかん農家だけど、それでも漁業権をもっている。(昔は早川も半魚半農だったということ)。
以前は小田原港(早川港)に500人くらはいた漁師だったけど、いまは100人くらいじゃないか」と。

とにかく、私などは、今回のワカシとの出会いによって、思いだしました。
今ではブリがほとんどとれなくなったこと。
昔と今とでは、その様相は大きく変わっているんだけど、
ブリは高い高級魚として、今では手が出なくなっちゃっていたけど。
しかし、少し形をかえた形で、今でも自然の流れが続いてきていること。
昔の栄華-ブリ三昧のころを思えば、今はそんな形ではないんですが、
それでも、今でもワカシという姿で、時にこの相模湾をも回遊していっている、
それは、自然のいとなみが、昔も今も続いている事態がしめされました。

だいたい自分の勝手な利益追求ばかりしている人間たちにたいして、
「それでも、ワカシとして今でもどっこい生きている」。
そのことは、かつての姿が変化した形ではありますが、
今でも自然のいとなみは続いていることを示してくれているんじゃないでしょうか。
それを理解して大切にするのか、それとも利益追求第一で対応するか。
根本的には、自然でしょうが、それでも人間のあり方が大きく問われているように思います。







Last updated  2021年06月19日 08時01分27秒
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