野党共闘の評価をめぐって
選挙後に、選挙の結果をどう見るか、野党共闘をどう見るかで、
選挙にも匹敵するほど、激しい綱引きが展開されていると見ます。
そうした中、市民連合の中野晃一さんが小論を書いています。
これは「しんぶん赤旗」11月14日付ですが。
私などは思うんですが、
今この言葉を使うと一般にはイデオロギッシュに聞こえるかもしれませんが、
ことがらの本質は、世界の歴史が経験してきた「統一戦線」だと思うんですよ。
もちろん、あえてそのような言葉を使わなくてもよいわけですが。
それを使うことによって、さまざまな解釈論、不必要な議論を持ち込むことはさらさらないんですが。
しかし、私などは、あえて言わしていただくと、
今展開されているのは、「反ファシズム統一戦線」の、その今日的な形態だと思うんですよ。
共同で今日の民主主義破壊の攻撃に対抗していくために、
世界の歴史が経験した一般的な教訓だと思うんです。
それを正面に据えることによって、世界の歴史から学びうることがたくさんあると思っています。
これは共産党など一党一派の問題ではなくて、事態を打開しようとしているすべての人の知的な共有財産だと思います。私などはそう思っています。
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