不具はあまり流行りの映画を観ない。観るとしてもたいていSFである。ことに洋画はそうだ。
スペクタクルへの期待からである。
本作の場合、アメリカ人なら誰でも知っているあの
バロウズの原作をどう料理したのか興味があって映画館に行った。一日一度の上映だけあって館内の人影はまばらである。さもありなむ。今どきこんな田舎に、いにしえのスペース・オペラなぞ知っていて、その映画化作品を観ようなどという酔狂な輩がそうそういるものか。
配給はディズニー。見ようによっては『ラストサムライ』のSF版と言えなくもないが、バロウズファンとして一度観れば十分なB級作品。原作の登場人物や背景を借りながらあらすじはかなり違ったものになっているのも、惑星間移動の方法を陳腐なものにしないための設定だと考えればやむなし。
ジョン・カーター 文具/下敷き/RIG-784
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