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つれづれなるままに―日本一学歴の高い掃除夫だった不具のブログ―

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2018.06.03
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カテゴリ:児童文学・絵本
「星の王子さま」の英訳版はいくつかある。昔英語で読んだ本と比べると「ペインター」が「アーティスト」になっていたりと、手元に本を持っているわけではないので(どこに置いたかわからないので)うろ覚えではあるけれども、訳語が多少おしゃれになっているようだ。でも「メランコリー」は「sad」ではなく、そのままにしといてほしかったなあ。でも、それが翻訳者の解釈ということか。

そう、翻訳は解釈である。一次読者のバイアスがかかったものを、われわれは二次読者として読むわけだ。「初期設定」がどんどん逸脱していく現象はここでも変わらないけれど、出来上がったものを見て意見を交換することはできる。すなわち、コミュニケーションだ。僕らが人生を語り合うのも、畢竟そうした現象ではないだろうか。「別のもの」ではあるけれど、完全にそうであるとも言い切れない。

日本語訳は、またそっけない。これはたぶん意図的なもので、自分の解釈を見つけなさい、ということなのだろう。版権が切れて以来、それこそ雨後の筍のように翻訳が現れたが、個人的には岩波の内藤訳が好みである。ただ彼の翻訳は昭和の子どもに特化したものなので、若松賤子訳『小公子』のように、いずれは好事家にしか読まれないものになるかもしれない。すくなくともこの不具の目の黒いうちは、そのままにしておいてほしいのだけれど、​前例がある​から、あてにはならないかもしれない。

外国語でこういう本を読むときのメリット。日本語の時と比べて、いやでもスピードが落ちるから、いきおい精読になること。読み終わってしまった今、本当は蔵書にしたいところなのだけれど、あいにく図書館から借りた本なので、返さなければならないのがつらいところだ。


【中古】 対訳 英語で読もう「星の王子さま」 /アントワーヌ・ドサンテグジュペリ【原作】,リチャードハワード【英訳】,小島俊明【和訳・注解】,奥中規夫【編集協力 【中古】afb

詠んだのは上の方だけども、こんなん↓もあります。


【中古】 「星の王子さま」を英語で読もう /アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリ(著者),キャサリン・ウッズ(訳者),西きょうじ(その他) 【中古】afb






Last updated  2018.08.27 04:33:10
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