以前から気になっていた木です。
狭山丘陵では所々で見かけるタラヨウの木。
葉の裏に字が書けることから郵便局の木・葉書の木として知られています。
ちょうど、いたずら書きがされている木を見つけたので風がビューっと吹いて裏返しになったのを撮ってみました。
タラヨウ(多羅葉)
モチノキ科 モチノキ属
葉の裏に字を書くことができるヤシ科の多羅樹(インドで経文を描くのに使われた木)に似ていたのがタラヨウ(多羅葉)名前の由来だそうです。
また薬用茶としても用いられるらしくお寺の境内でも見たことがあるのも薬として重宝だったことや経典を書く木という謂れがあったからなのでしょうね。
4~5月頃、淡黄緑色の 花を咲かせ秋には球形の赤い実がなるということですがまだ見たことがありません。
静岡県以西の本州から九州、および中国に分布し、山地に生えると書かれているものもありますがWikipediaでは関東以西になっていました。
見た感じでは葉は鋸歯がありますが肉厚だし幹ものゴムの木のように思えます。
狭山丘陵の雑木林の中では少し異色な雰囲気の木で結構目立ちますね。
狭山丘陵にて 2月6日撮影