最後のパレード
出勤時間まで、時間があったので紀伊国屋によってみましたで、見つけたのが「最後のパレード」本屋さんの書いたプレートには「泣ける!」の文字立ち読みだったのでたった2つのストーリーしか読めなかったのですが…ディズニーランドになぜ皆行きたがるのかがわかりましたサービス業の一端にいる私にとって、この話の一つ一つが本来あるべきサービス、おもてなし、なのだとわかります一つのストーリーを簡単に紹介しますね題名)雨の中のシンデレラ…何度も訪れているあるOLはメリーゴーランドに乗りたかったけど子供の長蛇の列に一人では恥ずかしくて、入れなくて乗れませんでしたある雨の日、誰も並んでいないチャンスに乗ろうと思ったとき、自分がタイトスカートを履いているのに気づきました…足が上がらないので、乗れないのですそのとき、キャストが「どうぞ」と片ひざを地面に下ろしていました彼女は驚いて「衣装が汚れますから」と断りましたが「衣装もサービスの一部です。どうぞご遠慮なく」と答えました※キャストは従業員、ゲストはお客様、と理解してくださいこのストーリーはいろいろ考えてしまいますねこのキャストのような行動ができるかここまでするのか…ここまでできるか…と、自問自答を繰り返しますここまでしたら、会社はなんというだろうと、現実を考えてしまいます時間の無駄ゲストに、おせっかいと思われないか?会社は、そこまで求めていないクリーニング代…とか未熟な私はそんなことを一瞬に、思ってしまいますゲスト一人一人の求めているものが違う以上マニュアルを作るのは、たぶん難しいでしょうね結局ディズニーランドは夢の国で理想のスペースで非現実的である…と思うしかないだから、皆、何度も何度も行きたくなるのかもしれません思いがけないキャストの思いやりと行動は本当に涙が出るくらい感動します 最後のパレード1,260円読みやすく、ストーリーごとに、この本の作者元スーパーバイザーの中村克さんの気持ちもキャスト側の考え方を補足するように添えてあります