ハウステンボス 冬イルミ
一度は閉園の危機に瀕したハウステンボスですが、現在は、旅行代理店大手のH.I.Sの傘下で、経営も安定。日本の中では、辺境の地ともいえる、長崎の佐世保で集客を図るには中途半端では難しいでしょう。やっぱり、ハウステンボスの一番のウリと言えば、オランダの街並みを再現する、完成度の高さ。もちろん私はオランダに行ったことがないので、実際のオランダは知りませんが、レプリカの安っぽさが感じられないのは立派です。特別なイルミネーションを施していない街並みも、とてもきれいでいいですね。私が行った、1月は、「仮面舞踏会」をテーマにしているようで、中心となるアムステルダム広場では、仮面をかぶったスタッフ人たちがうろうろ。なんだかシュールです。希望すれば、衣装や仮面をかしてくれて、舞踏会に参加できます。この時期のハウシテンボスは、花もないし、寒いということで、おそらく一年の中で最もお客の少ない時期。冬場の集客のメインはやっぱり、イルミネーション。街並みを飾るイルミは、ちょっとクリスマスのころを思い出させてくれます。街並みの完成度も高いので、写真で見れば、ほんとに異国の異国っぽい情緒もあります。運河の奥に見える観覧車は、まったくもって、オランダと関係のない観光用。情緒的にはない方がいいようにも思いますが、雰囲気だけでは十分な集客は見込めないのでしょうね。このあたりが難しいところ。ハウステンボスで一番のホテルと言えば、ホテルヨーロッパ。私などは、高くて泊まれません。水面に写る姿も美しいですね。ただ、イルミネーションのメインはというと、やっぱり、情緒よりも派手さ。花のない広場を電飾で埋め尽くして、かなりの迫力です。花の代わりに電飾ですね。横幅60mという滝のイルミネーションは、ハウステンボスイルミの大きな見せ場。この季節は、水車のそばも、花よりイルミ。風車が並ぶあたりでは、噴水によるイルミネーションショー。3連休にも関わらず、人もさほど多くなく、ゆっくり最前列で観賞できるのも、冬ならではでしょうか。カラフルな傘がぶら下がった通りとか、運河の中に配置されたイルミ。定期的に噴水も出て、情緒というのはありませんが、とにかく華やか。日が暮れて暗くなると、巨大な滝の姿もはっきりしてきます。全く待たずに、展望タワー「ドムトールン」に登りました。タワーの上からは、ハウステンボスを一望。電飾の滝の前に広がる、電飾広場。こちらは、アムステルダムホテル前の広場。タワーの下では、運河の上で、ファイヤーショー。ここから、ちょっと離れた、パレスハウステンボスのプロジェクトマッピングを見に行きましたが、今日はこの辺で。暖かくなってくるとお客も増えてきて混雑してくるので、今がねらい目かも。仮面舞踏会の人たちと、記念撮影。撮ってくれたのも、仮面の人でした。