津和野街道 落ちそうで落ちない 重なり岩
廿日市市の沿岸部から、県道30号線を吉和方面に北上していき、国道186号線に突き当たる手前にあるのが「重なり岩」。かつて津和野街道と言われた道の脇にあり、絶妙なバランスで岩が重なっていて、落ちないということで、受験にもご利益があるとか。瀬戸内から津和野に向かう最短ルートが、廿日市から津和野へ向かうルートで、これを「津和野街道」といいました。この岩には伝説があり、かつて大地震で落ちたが、翌日にはもとに戻っていたとか、津和野のお殿様が「危ない」と思い、家臣に下に落とすように命じて落とさせたが、また、翌日にはもとに戻っていたとか。かつて、乳飲み子背負われた市杵嶋姫命が、出雲から厳島に向かう途中、この地で帯を掛けて休憩されたという伝説もあり、市杵嶋姫命を祀る「帯掛明神」をされたとのこと。ちなみに、市杵嶋姫命(いちきしまひめ)とは、宗像三女神のひと柱です。もし近くを通られる際には、ちょっと立ち寄ってみられてはいかがでしょうか?