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2006/12/12
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カテゴリ:カテゴリ未分類
10日の日曜日、徳山までコンサートを見に行ってきました!

是方博邦 ROCK UNIT featuring 杉山清貴」
のコンサートツアーである。
杉山清貴のファンであるので、彼のスケジュールをチェックして見つけたツアー。
このツアー、杉山清貴のオリジナル曲は一切なし。
70年代~80年代のロックの名曲を一流のミュージシャンが、独自のアレンジで演奏するというもの。
非常に魅力的だ!
まさしく学生時代にレンタルレコード屋で借りてきて、一所懸命聞いていた時代の曲なのである。

一流のミュージシャンといいながら、申し訳ないが、私は杉山清貴しか知らなかった。
そこで簡単にご紹介すると

是方博邦・・・桑名正博がヒットした頃のバンドメンバーで、そこ後、高中正義のバンドにもいたギタリスト。
ソロになってフュージョン系音楽を中心に活動。現在すでに50過ぎ。
石川俊介・・・「聖飢魔II」のベーシストで、ゼノン石川なんて呼ばれていた、元悪魔。
長谷川浩二・・・アルフィーのサポートドラマーを22年間続けてきたドラマーで、テクニックはカリスマ的だとか・・・。

というメンバー。

ライブハウスとかを中心に回るコンサートツアーなのだが、広島から一番近い会場は徳山だった。
場所はなんと「徳応寺」というお寺。

まさか売り切れということも無いだろうと、当日の朝、念のために会場のお寺に電話してみると
「前売り券は売り切れで、当日券は10枚しかありませんが、発売は6時からです」

とのこと。
ヤバイ、と思いつつ、われわれ夫婦は昼過ぎに広島を出発。
高速は利用せずに2時半頃徳山について寺を探した。

寺、発見。
古めかしい寺を想像していたが、鉄筋の近代的なお寺だった。
なんと、既に10人以上の人が並んでいる。

「おいおい、そんなに人気なの?」
最後尾の聞けば、既にチケットは持っていて、前の席を取るために並んでいるのだという。

当日券発売は6時からとは聞いていたが、とりあえず再確認をと思い、お寺のスタッフに聞いてみた。
やっぱり、6時からで、既に立ち見。
「券がなくても、来て頂ければ入れるようにいたしますが、座れませんよ。」
といわれた。
流石に、冷たく追い返したりしないところが、お寺の慈悲。

結局ぶらぶらと徳山駅周辺の商店街で時間をつぶし、5時前に寺に戻ると、
「当日券はこちら」という看板が立っており、既に一人の女性が並んでいた。
我々夫婦はその後に並ぶ。
時間まで僕は本を読んでいたが、うちの奥様は既に我々の前に並んでいた女性との会話を弾ませていた。
どこから来たか、とか、誰のファンか、とか、情報を入手。
これはうちの奥様の得意技だ。

日も完全に暮れ、なぜかお寺の木にイルミネーションが点り、そして6時が来た。
当日券売り場には十数人。
入場を待つ人は100人を越えていた。
当日券を入手し、入場待ちの列の最後尾へダッシュ!

無事、入場を果たしたが、既に立ち見状態。
かろうじて見つけた1.5人分のスペースに無理して座らせてもらい、やっと一安心。

正面には黄金に光り輝く阿弥陀如来。
その前にドラムセット。そして両脇にスピーカー。
なんとも不思議な空間があった。

さらに、よく見ると、観客の少なくとも3割は何があるかも分からずにチケットを買ってしまった檀家さんらしいお年寄り。
ありがたいお説教でも聴きに来たという風情だ。
しかし、お寺の本堂には、立ち見を含めて400人近い老若男女に埋め尽くされ、なんともいえない雰囲気をかもし出している。

7時開演。
バンドのメンバーが仏像の前に出てきて、突然演奏を始めた。
その音がでかい。
歌もなく、とりあえず、オープニングテーマ、という感じなのだが、かなりハード。
お年寄りがびっくりして倒れなければいいが・・・・、と本気で心配になった。

二曲目から杉山清貴も参加。
来日中のビリージョエルの曲とか、ビートルズの曲とか、ジャーニーの曲とか、
嬉しくなるような選曲。
ただ、全体にアレンジの基本はハードロックだ。

MCもとにかく面白い。
演奏のハードさとは程遠い、軽妙な語り口で、笑いを誘う。

個人的に一番受けたのは、やや小太りの元悪魔であるベースの石川俊介が、メンバー紹介の際に
「ヘビメタ・・・ヘビーメタボリックです」
と、ぼそっと言っていたところ。

演奏時間は間に休憩15分を挟んで約3時間。
黄金の阿弥陀旅来はその間、赤や青のライトに妖しく照らし出され、なんとも不思議な空間です。
激しいドラムの音、内臓に響いてくるベース、耳を劈くギター、鳥肌が立つくらいに伸びのある力強いボーカル。
平均年齢はおそらく47歳くらいだろう。
年齢を一切感じさせいパワフルな演奏だ。
とにかくカッコイイ。
今時のおじさんたちは、どうしてこんなにかっこいいんだろう。
ヘビーメタボリックの石川俊介さん以外は腹も出ていないし・・・。
やっぱり、この人たちはプロなんだな、と実感しつつ堪能いたしました。

最初は行儀よく座ってた客たちも後半からは立ち上がり、般若心経ならぬロックサウンドに盛り上がったわけ。
仏像を前に、みんなが立ち上がり、拳を振り上げる様は、まさにカルト教団を思わせる風景だ。

途中、80歳を越えていると思われる和服のおばあさんが抱えられるようにして会場を出て行ったのが気になりましたが・・・・。

コンサート終了後、是方さんのCDを買って、サインしてもらって帰りました。
残念ながら、杉山清貴は楽屋から出てこず。

徳山を10時過ぎにでて、帰宅したら11時過ぎでした。

ロックナイト IN 仏像前。
すばらしかったですね。

和尚さんありがとう!

















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Last updated  2006/12/21 12:27:38 PM
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